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カテゴリ:読書 小説
ウィンタースポーツの再興を心底望んでいるらしい東野圭吾のスキー場を舞台にした作品になります。
スキー場に爆弾が仕掛けられたという、ゲレンデが人質となった誘拐事件の変種のような事件。 ここに、爆弾予告事件以外にもいろいろと絡んできてというものですね。 一気に読める間口の広いミステリーですね。 伏線も随所にちりばめられていますし、多くの引っかかりを感じながら最後まで進み、一気に収束させるという、ある意味では教科書のようなミステリー。 また、ウィンタースポーツ再興を目論んでいるだけあって、現在の絶好調右肩下がりの現状を散々入れ込み、同時にスキーもスノボも魅力を限りなく入れているという感じで、これを読んだ勢いでゲレンデに向かおうかなって思う人が出てきても不思議はありませんね。 私は、寒いのが苦手なのと、斜面をスピードを出して下るというのがどうもダメだったので行こうとは思わないですが(苦笑) 今の季節、気軽にハラハラできるミステリーを読みたいという人にはちょうどいい作品ですかね。
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最終更新日
2011年01月03日 19時45分44秒
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