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本の森で呑んだくれ、活字の海で酔っ払い

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2019.05.21
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カテゴリ:ミステリー小説
​●「中庭にて」(これが微妙な世界)、「旅人たち」(これがリアルな世界)、「庭の出来事」(脚本の体裁で書かれている)の三部が交錯しながら物語が進むのだが、どれが現実でどれが演技でどれが脚本か分からなくなってしまう難解というか不思議な小説だった。



〇「坂道の途中で、コートの上から3番目のボタンが取れていることに気が付いた。●冒頭の文も後で何度も別な登場人物の別なシチュエーションで繰り返されるが、中庭で倒れる脚本家、若い女性、ベテラン女優のシーンもそれぞれに意味深で混乱させられる。

●結末も意外といえば意外だけど、ここまで風呂敷を広げてからそんなことだったのという気がしないでもない。なんだかスッキリ回収されない要素があるような気がするのは読み落としかもしれないが・・・

●山本周五郎賞受賞作品だそうだけど、もうちょっとわかりやすいものが好みだなあ。難解な割にあまり得られる喜びがなかった感じだ。





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Last updated  2019.05.21 22:20:06
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