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テーマ:お勧めの本(7219)
カテゴリ:現代文学一般
振り返ってみれば最近、同世代のオヤジモノを読んでるなぁ・・・人生を振り返ってみる年頃になってみんなどうなんだろう?って無意識のうちに気になってんでしょうね。この短編集もまさにリタイア前のおやじたちの哀愁の物語たちでした。
〇第2作では「磯野波平が54歳である」・・・って衝撃!同い年じゃん!! で彼は語る 〇「思うに、年は、取れるから、時々が面白いんですな・・・」 ●そうでしょうね。命も限りがあるからこそ意味があるだと思います。 ●印象に残るのは本の題名になった「家族写真」、全体のモチーフの代表みたいな感じ。意地を張ったり紆余曲折的なことがあってばらばらになっていた家族が最終的には頑固おやじに寄り添って一枚の家族写真に納まるみたいな・・・現実はそうはうまくいかないんだけどねぇ。我が家は修復不可能だと思っています。でも後味が良い作品だったので◎!!
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Last updated
2019.12.15 20:45:21
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