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本の森で呑んだくれ、活字の海で酔っ払い

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2020.04.05
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・子供の頃は、多くの子どもたちがたぶんそうであったように「恐竜大好き少年」だった。小学生の頃、将来何になりたいかと聞かれれば、「探検家」と答えていたような記憶がある。当時はそれでメシを食えるかどうかなんて考えてはいなかったからだ。なので、化石を掘ったり恐竜を研究したりすることを仕事にしてメシを食っている人がいるんだ!?となんだか羨ましくも思いながら図書館で借りて読んでみた。

2020.4.4読了

​​
・タイトルの副題「発掘現場は今日も命がけ」ってのはこの本の本質的な魅力を語ってない、それはちょっと違うんじゃないかなと思う。確かにグリズリー(熊)に襲われそうになったり、ゴビ砂漠だったり、ガラガラヘビの危険にさらされるフィールドに行ったりはするのだが、この本の面白さの本質はもっと別なところにあると思う。

〇いまや恐竜ファンの子どもたちは誰でも知っていることだが、念のために言っておこう。いま現代に生きている鳥類は恐竜である。・・・絶滅した恐竜の祖先系がワニ類で、末裔が鳥類なので、
●えっそうなの?恥ずかしながら初めて知りました。

〇またしても中国製接着剤が・・・
●商売目的の盗掘は許すまじ!

〇恐竜の骨や卵を掘り当てても、私はそれを持って帰ることはしない。
〇化石の所有権は、誰のあるのだろうか。発見した人のものなのか、その土地を所有している人のものか、発掘に金を出した人のものか。

・つまらなくはなかったけど、期待が大きかっただけにちょっと残念だったかなと思う。何でだろうと考えてみる。いわゆる「エンタメ・ノンフィクション」の中でも正統派サイエンス分野の本では、研究者自身が書いた本としては「​バッタを倒しにアフリカへ​」が秀逸で、取材ものでは「​南極日和 - 極地を「仕事」にする人たち​」が面白かったのだが、自分にとってはこの本に何が足りなかったのだろう?題材が大好きな恐竜だっただけに・・・何だろう?それなりに面白かったけどね。

・新型コロナウイルス感染が世界中に広まっている中で、サバクトビバッタがまた異常繁殖して作物を食い荒らしながらアフリカからアジアへ移動しているとニュースで知った。サバクトビバッタといえば著者前野ウルド浩太郎著の 「​バッタを倒しにアフリカへ​」を思い出す。ウルド浩太郎さん、現地に行っているのですか?何とか収束の方策はあるのですか?





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Last updated  2020.04.06 20:34:43
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