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テーマ:お勧めの本(7217)
カテゴリ:山・旅・冒険にまつわる本
読んだのは6年も前だが、羽根田さんの「ドキュメント道迷い遭難」のレビューをアップしたのをきっかけに、その前後に読んだ「ドキュメント○○遭難」シリーズを思い出した。ワシは仲間と登ることが多いのだが、単独山行もかなり多い。夏か秋には1週間くらい休みを取ってテントを担いで単独で山に入っている。羽根田さんの「ドキュメント○○遭難」シリーズは読んでおくべき本だと思っている。と言いつつ、気象遭難はまだ読んでないっす。
●滑落遭難ケースのノンフィクション。掘り下げ不足という感想もあるようだけど、自分としては結構リアルで掘り下げもこれ以上は難しいだろうなと思うのでクオリティー高いと思う。
●今回のテーマは「滑落」だけど、「道迷い」の結果、滑落するケースも多いとのとこ、肝に銘じて対策したいと思った。 ●「過信」(難易度が低いまたはいつものコースなので大丈夫?とか)「油断」(とくに危険個所を通過してほっとした後の何でもないとこでろ)が遭難の原因になるようです。 ●「連れて行ってもらう」&「連れて行ってあげる」タイプの山行、リーダーのみでサブリーダーのいない形態の山行も問題のようで今後の山行に生かしたいと思います。 ●テレマークスキーを止めて以来解約してずっと無保険状態でしたが山岳保険にはやっぱ入りなおさなけらばと思った。
〇単独行の良さがある。行動の意思決定ができること、時間に追われないことは単独行ならではの醍醐味だ。高山植物を愛でながらウイスキーを飲んで昼寝・・・」 ●より自然と一体化を感じるのも単独行だと思う。だけど、それなりのスキルと装備と覚悟を持って山に入らねばならないってこと。道迷い遭難を避けるスキル、どんなに注意しても怪我をする可能性はあるのでセルフレスキュー、最悪の場合の覚悟を持って。 〇「他人を頼りにはできない単独行は、自己完結している登山のスタイル・・・何かアクシデントがあったときに、すべてを自分自身で背負込まなければなりません・・・」 ●この本を読んで7人のケースの人たちが何を考えてどう行動したかを追体験しておくことは役に立つことだと思う。自分の場合、いつも滑落して骨折して動けなくなって痛くて腹へって・・・というイメージがいつも浮かんできちゃいます。多分、観た映画や読んだ本の影響? ●冬山でテントと数日分の食糧を持って15-6kgで60リットルってコンパクト、まだまだ軽量化見直さねば・・・ 「トムラウシ山遭難はなぜ起きたのか 低体温症と事故の教訓/羽根田治等著」(かなりリアルな教訓である) 〇「計画した行程全体を通して自分自身を制御できるか」 ●見栄を張らずもう少し余裕のある計画にすべきだと思った。山行の楽しみ方を少し変える方向で・・・ 羽根田治さんの遭難ドキュメント 「ドキュメント道迷い遭難/羽根田治」(人生に通ずる教訓かも?と考えさせられる) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2020.04.16 21:29:05
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