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テーマ:お勧めの本(7263)
カテゴリ:エンタメ・ノンフィクション分野の本
「日本の政治家はずいぶんおもしろいことを言うんだ」(あとがき)と気が付いたカナダ人の翻訳家が書いた日本の「政界語」解説本、もちろん内容は風刺ばっちり満載!外国人なのに、いや外国人だからこそ客観的にしかもスルドく分析できているのだろうと思う。
〇政界語とは、永田町を中心に分布し、「政治家」とその近縁種の「役人」とよばれる生きものたちが発する特殊な言語。日本語によく似た言語的特徴を有しながら、政界という不思議な環境で特異な発展を遂げてきました。 第1章「ぼかし言葉」 「原則として」「総合的」「特定」「適切」「不適切」「など」 第2章「きれいごと」 ◇崇高な理想の骨抜き法 「平和」「民主」「多様性」「女性活躍」 ◇「もふもふ言葉」 「寄り添う」「友愛」「共感」「感動」「希望」「安心」 〇「寄り添う」と「寄り切る」を混同しなんじゃないかという素朴な疑問・・・ ・全くその通りだと笑い事ではないけど笑える。沖縄のこと、被災地のことなど ◇カタカナ言葉のスタンドプレー術 「アウフヘーベン」「ワイズスペンディング」(なんのこっちゃ小池さん!) 「デジタル」「デジタルトランスフォーメーション」(なんのこっちゃ岸田さん!) 「グリーントランスフォーメーション」(もっと分からんよ岸田さん!) 「SDGs」(そういえば何でも許されるってもんじゃないよね) 〇小池知事はカタカナ言葉を連発することで有名で、まさに政界の女性版ルー大柴といってもいいでしょう ・うっぷ、笑える! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2024.04.21 21:05:04
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