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本の森で呑んだくれ、活字の海で酔っ払い

本の森で呑んだくれ、活字の海で酔っ払い

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2024.10.11
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カテゴリ:SF小説
・「書店員は見た!」でおすすめされていて読んだ図書館本。突然消息を絶った旅客機が10年後に3日間だけ乗客もろとも帰ってくるという設定のSFというかファンタジーなのか的な設定のお話。
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2024/10/6読了


・量子物理学的な話はよく分からないけどあってもいいのかとも・・・・、タイムスリップもの共通の問題として過去が変われば未来である現在も変わってしまうという問題はどうしても避けられない。

・10年の間に社会では阪神大震災がありオウム真理教の地下鉄サリン事件もあり、飛行機事故で亡くなった思っていた乗客や乗務員それぞれの家族にもそれぞれの変化があり・・・乗客は、芸能人や音楽家、駆け落ちカップル、不正を行って関係者を自殺に追いやった政治家を殺害しようとしている彼の息子、謎の男Xなどなどで、3日間に様々なドラマや事件を巻き起こして・・・物理法則による予言通り?3日後にまた消えてしまう。

・設定や発想はSFとしては陳腐なのかもしれないけど、それぞれの登場人物のエピソードがそれなりに楽しめて面白く読めた。確かに面白いのだけど、それぞれの登場人物のもっと深い情動みたいなものがもっと伝わってきたほうが良かった気がする。TVドラマや映画向けの作品かなという感じかな。

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毎日のように新しく本が発行されていて、世界に存在する本をすべて読むなんてことは残念ながら不可能です。還暦も過ぎた私の人生残り時間は限られています。ならばどの本を読めばいいのかが悩みどころ。今まで読んだ本で良かったのもを読み返す、好きな作家のまだ読んでない本を読む、新し世界を期待してまだ読んだことのない作家にチャレンジするなどいろいろな選択があって迷いながら、本の海で吞んだくれて活字の海で酔っぱらっています。

ご訪問ありがとうございました。





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Last updated  2024.10.11 20:19:13
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