テーマ:正しい食育ってなに?(1640)
カテゴリ:食育について
そういうタイトルのサイトがありました。
では見てみましょう。(太字が引用) 人間は、寝(ね)ている間に体温が下がるのよ。 朝ごはんを食べないと寝ている間に下がっていた体温を 上げることができないの。 体を動かす準備(じゅんび)ができずに、 ぼんやりしちゃうのよね。 ガソリンがカラッポだと自動車も走れないでしょ。 まずはここまででコメントを入れます。 寝ている間に体温は下がる。これはそうですね。 しかし、起きたら体温は上がる。これが正常なのです。 朝ご飯を食べる、食べない、とは関係ありません。 体温が低いままであって、ぼんやりしちゃう、のでしたら その人は健康状態が悪い、ということです。 それは毎日の食事に大きな原因があります。 朝ご飯とは関係ありません。 人間は自動車という無機質なもとのは違うのです。 人間はエネルギーを体の中に蓄えてあるのです。 だから朝ご飯を食べないからといってぼんやりしちゃうのは 健康体とはいえません。なので、 >ガソリンがカラッポだと自動車も走れないでしょ。 と、自動車を引き合いに出すのは滑稽でしかありません。 朝ご飯を取らなくても正しい食事をしている人は、 起きてから間もなく体温は上がります。 (姉妹ブログの管理人、為谷君が良い例です) 【関連ブログ記事】「早寝・早起き・朝ご飯」ってそんなに大切なの? http://plaza.rakuten.co.jp/healthycyuunen/diary/201007090001/ 朝ごはんを食べないと、エネルギー不足で、 体も脳(のう)も元気にはたらいてくれないの。 朝ごはんを食べると「ブドウ糖(とう)」っていう 栄養分(えいようぶん)をとり入れることができるわ。 「ブドウ糖」は、脳のエネルギーのもとなのよ。 朝ごはんを食べなくても、エネルギー不足にはなりません。 不足になるとしたら、その人の日頃の食事が間違っているということです。 朝ご飯を食べてブドウ糖が脳に行くまでにどれくらいの時間が かかるのでしょうか? パンですと早いでしょう。 異性化糖添加の清涼飲料水だともっとすこぶる早いでしょう。 普通はご飯が日本人の朝食です。 ご飯が消化吸収されるのにはどれくらいの時間がかかるのでしょうか? 不思議な論理です。 人間の体は、昼活動(かつどう)して、 夜に休むというリズムがあるの。朝ごはんは、 体にも脳にも一日の始まりを教えてあげる大切な食事なの。 朝ごはんをぬくと、体も脳もリズムをくずしてしまうのよ。 太陽の光が体にも脳にも一日の始まりを教えてくれるのです。 朝ご飯は関係ありません。 朝ご飯を抜いても、体も脳もリズムをくずす、ということはありません。 これは1日2食実践者の実体験です。 机上の空論ではありません。実体験です。 タイトルのサイトから引用した文言は、十中八九、99.9%、 朝ご飯を食べない実験をした方のお話ではありません。 机上の論理(空論)でしかありません。 しかしながらその文章を書いた人も実体験してみれば分かります。 朝食を取らない日常がいかに快適で健康的であるかが。 朝食信仰こそ、現代栄養学の最大の罪の一つでしょう。 【参考サイト】 http://www.glico.co.jp/shokuiku/kazoku/01/ken01.htm 【関連ブログ記事】 朝食抜きはいいの?悪いの?(後編) http://plaza.rakuten.co.jp/nomoishiho/diary/201007110001/
人気blogランキングへ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2010.07.13 21:14:39
コメント(0) | コメントを書く
[食育について] カテゴリの最新記事
|
|