テーマ:正しい食育ってなに?(1637)
カテゴリ:生活習慣病について
高血圧症の人が降圧剤を服用して血液を低く抑えていることで、
「血圧が安定している」と、満足している風潮がある。 しかしこれこそが危険なのであることを誰も知らない。 医師も知らない。いや、知っていても患者には言わない。 高血圧になってしまった原因を解消しなかったらダメじゃないか。 「じゃあ、なんで血圧は高くなるの?」 それでは森下敬一博士に聞いてみましょう。 血圧が高くなるのは、体に、高い圧力で血液を循環させなければならない必然性が生じているためだ。異常血圧を必要としている体の異常性を治さないで、血圧だけを低くすることは、むしろ害がある、と考えるべきである。 「じゃあ、高血圧を要求する体の条件ってなんなの?」 それは、血液の粘稠性が異常に高まっていることだ。粘稠性の高い血液を、一定の内径である血管の中を流そうとすれば、ふつうよりも大きな力がいるはずであろう。 酸類や窒素細胞の新陳代謝は混乱して、変性がおこったり、老廃物が沈着する。そうなると、血液は正常な活動をしている組織細胞に届きにくくなるから、いよいよ血圧を高めなければならなくなる。また、動脈が高血圧にさらされ続けていると、動脈硬化がおこる。そして、血管は弾力性がなくなり、内径もいっそう狭くなるから、体のすみずみまで血液を送り込むためには、さらに血圧をあげる必要が生じる。 「じゃあ、そうならないためにはどうしたらいいの?」 高血圧を招く最大の原因は、動蛋食品・精白食品の多食である。いずれも、血液を酸毒化させ、粘稠性を高めるものだ。 肉、卵、牛乳は、もともと穀菜食性であるわれわれの体には不適当なものである。 白米、真っ白い小麦粉、白砂糖など精白された不自然食品は、体の自然性(生理)とは相容れない。 「高血圧症になったら一生薬でコントロールしなくてはならない、 とよく言われますが、そうなのでしょうか?」 そんなことはありません。原因を断ち切れば治ります。 再び森下博士の言葉です。 高血圧症を根治させるためには、玄米・菜食に切り換えることが絶対条件だ。とくに海藻を積極的にとることが大切。日本ソバも有効。シイタケは陰性体質者には大いに有効。体質にかかわりなく著しい効果をあらわすのは、浄血効果の大きい胚芽、葉緑素、酵素などの健康休暇食品である。 ★治療のポイント 1. 降圧剤に頼らない。生理機能の必然性があって血圧は高くなっているのだから、化学薬剤でムリに血圧を下げてしまうのは、逆効果。体の自然性を回復させながら、血圧を下げる、自然療法を行う事が大事。 2. 精白食品は極力避ける。白米や白砂糖などは動脈硬化を招き、血圧を上昇させる。 3. 動蛋食品の常食・多食をやめる。血液中の老廃物をふやし、血液の粘稠性を高める。 4. 玄米・菜食に切り換える。根治の決め手である。玄米を主食にし、野菜・海藻・小魚介類を副食とする。それに体質にあった健康食品と薬草茶をプラスするのが、基本原則である。 5. 便秘を治す。血液中の老廃物を早く体外に排泄し、血液の粘稠性を正常化する。 6. 過食しない。食物は徹底的に噛んで食べ、胃腸の疲れをとり、かつ有効成分を効率よく吸収できるようにする。 【出典】 http://pagy29.k-free.net/shokuji/koketsuatsu.htm 人気ブログランキングへ 楽天ブックスは品揃え200万点以上! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2012.11.08 20:30:23
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