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2005.05.13
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カテゴリ:その他の読書録
「夢分析」(著者:新宮一成|出版社:新書|発行年月:2000年 01月)
 夢分析ができるようになるための入門書かと思ったらさにあらず。
 夢とは何なのか、なぜ夢を見るのか、夢は何を表しているのか、ということを解説する本。
 冒頭は、誰でも見ると思われる「空飛ぶ夢」。
 なんと、空を飛ぶというのは言語の習得に結びついているのだそうだ。
 先祖が水の中に住んでいた時の記憶ではないらしい。
 夢を見る理由も、睡眠を続けるためだという。『夢は、刺激を受けず、文字どおり「寝て暮らしたい」という我々の欲求に奉仕しているわけである』(p59)というのには驚いた。
 多くの夢の実例を取り上げ、それがどういうことを表しているのを解説しているところがもっとも興味深い。正直なところ、それ以外は理解できない。
 夢の解釈も、夢の構造、繰り返しに注目して行われることが多く、そのことの意味を探っている。ナニナニはコレコレを表す、という表層的な解釈は少ない。
 もちろんないわけではなく、なぜか「四」という数は「結婚」を結びついているのだそうだ。
 夢分析というのは、簡単なことではないということはよくわかった。
 著者はフロイトの『夢判断』が決して過去の遺物ではないことを力説している。おそらく、同じ夢でも、分析者によって異なる結果がもたらされることもあるのだろう。
 『我々の用いる「あの世」という概念が、夢の中から郭盛の世界を予期することによって、作り出されたものではないか』(p233)というところなど、言われてみるとそうなのかもしれない。
 夢の奥深さを感じることはできた。





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Last updated  2005.05.13 10:12:19
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