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2008.01.28
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カテゴリ:芸能・テレビ
IZO 昨日は、青山劇場で、舞台「IZO」を見た。
 久しぶりの渋谷。
 懐かしい青春の地なのだが、様相が変わっていてすっかりお上りさん。
 へえ、国連大学ってここにあるんだ、へえ、青山劇場って青山学院の目の前なんだ。
 全1200席ということで、わたしがプロレスを見に行く後楽園ホールの座席数1873席、最大収容人数2005人よりも収容人数は少ない。
 座席は上質でゆったりしている。
 プロレスのように四方八方から見るものではないので、人数には限度があるのだろう。
 客は、主演の森田剛目当ての人がほとんどらしく、99%女性。
 2階席だったのだが、2階の男子トイレは女性に開放され、男子トイレは地下一階のみだった。
 それでも足りず、隣接する施設のトイレも利用できるようになっていて、チケットがあることを出入り口で確認していた。
 休憩時間に一階の席を見に行ったら、最後列は音響係の席で、キーボードやパソコンがおいてあった。MACだった。こういう分野ではやはりMACが強い。

 さて、舞台はというと、人切り以蔵の話で、当然のことながら、陰惨である。
 人が死ぬ。どんどん死ぬ。
 どういう仕掛けかわからないが、背中を切られると、その部分の着物が裂けて傷から血が出る。
 殺陣は多い。
 音響係は、それに合わせて効果音を入れていくのだから忙しい。
 階段を使った長い殺陣もあり見所十分。
 殺陣の後でもちゃんと台詞を言えるのはたいしたものだ。

 以蔵は、「自分の頭で考えることができない」と盛んに言っているが、自分では考えているつもりで結局誤った道を進んでしまった人だって多かったはずだ。
 いや、「正しい」「誤り」という二者択一の判断をしようというのが無理なのだ。
 そんな判断は後世の政治上の都合でどうにでもなってしまうものだ。

 幕末が舞台で、新撰組の擡頭の頃に終わってしまうので、時代背景はわかりにくい。
 武市半平太に裏切られてはいるのだが、その武市半平太だって、山内容堂にだまされている。
 その渦中にある者にとっては、正も誤もない。まさにおのれが「天」と信ずるもの命ずるところに従っているだけだ。
 しかし、中には、先を見通すことができて、国内で争っている場合ではないと考えることができた人もいた。
 勝海舟や坂本龍馬はそういう人だったのだろう。
 舞台に登場するこの二人は、いかにもそれらしい。
 なぜ勝海舟の警護をすることになったのか、というところはもう少しドラマがあっても良さそうだが、全体が長いので一つ一つ掘り下げていったらきりがないのだろう。
 なお、舞台の坂本龍馬はいつも靴を履いていた。これは、実際に龍馬が靴を履いていたからである。今日残っている写真でも靴を履いている。
 時代背景がわかりにくいと書いたが、考えてみると、勝海舟や坂本龍馬個人をとっても、「何をした人か」と聞かれても簡単には説明できない。

 以蔵について言うと、はいつくばる場面が多かった。台詞の上でも犬呼ばわりされている。
 冒頭に出てくる「下士」と「上士」の違いは終生ついて回る。

 ヒロインというわけではないが、重要な立場にある女性が戸田恵梨香で、堂々としていた。

 舞台が終わって、カーテンコールの後、「罰ゲーム」というのがあった。
 料亭(居酒屋?)の女中・鶴役の中谷さとみという人が、以前「出トチリ」があったということで、V6の「ダーリン」に合わせて、V6のような衣装で踊った。
 この人は、すごくうまいし、役も非常にわかりやすい設定で、こういうキャラクターがいなくては見ていて疲れてしまうというポジションだった。
 踊りの終わり近くには出演者が総出で手拍子。
 何度も出演者を見ることができるファンサービスだ。

 劇団新感線

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Last updated  2008.12.01 10:41:33
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