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テーマ:時代小説がダイスキ(480)
カテゴリ:時代小説・歴史小説
講談社「大衆文学大系11 長谷川伸 土師清二 集」(1972.2.20)
「すなえじゅばく」かと思っていたのだが、「すなえしばり」と読むようだ。 冒頭に出てくる、墓を暴くおどろおどろしい場面は、全体につながるようなつながらないようなもので、善悪入り乱れて物語が展開される。 読んでいる間は面白いのだが、読み終わって、さて、いったい誰が主人公だったのか、どんな物語だったのか、というと、なんだかよくわからない。 不思議な小説である。 最初のうちは、江戸時代の中でもいつなのかわからないが、だんだん、綱吉の時代とわかってくる。 江戸らしさを感じさせる表現。 俺が上がればいいんだが、足が汚れている おそらく、明治時代も同じようなことを言っていたのだろう。 読めなかった字。 お酉は屑く孫之丞を断念して 「屑く」は、辞書を引いたところ「いさぎよく」と読むようだ。 楽天ブログランキング←クリックしてください 楽天会員以外の方のコメントは「輾転反側掲示板」へ クチコミblogランキング TREview お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008.07.18 20:07:51
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