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2009.04.02
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 佐倉惣五郎という人がいて、その人がまつられている、ということしか知らなかった。
 以前は興味はあったので行ってみた。
 行ってびっくり。広い敷地の中にいくつもお堂があるのだ。
 本殿も大きい。
 そして、肝心の佐倉惣五郎だが、ここでは、「宗吾様」と呼ばれている。
 本殿の後ろ、ずっと奥の方に「宗吾御一代記館」というのがあって、
宗吾様のご生涯を偲び、甚兵衛渡し・妻子との別れ・直訴から処刑に至るまでを人形66体13場面の立体パノラマでお楽しみ頂けます。

ということになっている。「処刑に至るまで」を「お楽しみ」とはいかがなものかと思うが、思い切って入ってみた。
 一揆を抑え、単身直訴し、処刑されるまでの物語。ほかの客がいなかったので、音声案内を聞きながらゆっくり見ることができた。
 面白い! なるほど、そうだったのか!
 佐倉宗吾の物語はフィクションなのだ、と確信した。
 処刑されたのが承応2年(1953年)ということで、江戸初期なのに、不自然なほど細部が描かれている。
 おそらく、誰かが芝居に仕立てたものが当たり、芝居の筋立てを史実と思い込んだ人が多かったのだろう。
 いわば、「仮名手本忠臣蔵」の物語を史実と思い込んでいる人がいるのと同じ。
 話は良くできていて、命を捨てて宗吾を船で渡してやる甚兵衛など、見る人によって感情移入しやすいようキャラクターがいる。
 「佐倉宗吾」と呼ばれるようになった人がいた、ということは史実なのだろうが、その事跡についてはこの一代記を鵜呑みにすることはできない。しかし、見る価値はある。
 人々が求める英雄像の一つの典型である。

 後で気づいたが、この「御一代記館」はさざえ堂になっている。
 螺旋状に登って降りて、入り口とは違うところから外に出る。

 ここに入ると、「霊宝殿」にも入れる。
 こちらは、資料の展示館。関係文書や、当時の風俗資料が展示してある。
 ここで興味を引いたのが、「義」という字の色紙。
 歌手や漫画家やスポーツ選手や政治家や、いろいろな著名人の書いた「義」という字の色紙が展示してある。
 巧拙はあるのだが、それぞれ個性が出ていて味わいがある。
 「あなたの字も千円で一週間並べて展示します」という企画はどうだろう。展示して欲しいという人がいるんじゃないかなあ。

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Last updated  2009.04.02 09:46:18
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