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2009.07.16
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カテゴリ:江戸時代を知る
 産経新聞の15日の「正論」は「世界が注目する日本の寺子屋」というもので、筑波大学名誉教授・村上和雄という人が書いている。
 残念ながら、筆者はテレビの時代劇に出てくる「寺子屋」のイメージしか持っていないらしく、「寺子屋」についての本を読んだこともないらしい。
 「寺子屋」というのは、西日本の言い方で、江戸では「手習い師匠」と言っていた。
 また、必ずしも、子供たちが熱心に勉強していたわけではなく、いたずらをしている絵が残っているし、破門されそうになったこのための「謝り役」までいた。
 寺子屋を持ち上げた後で、
 一方、現在の日本の教育に目を向けると、多くの問題がある。その一つは、生徒や学生に学習意欲が乏しいということである。不登校児や中途退学生の増加などが示すように、教育の現場では学習することから逃避傾向が見られる。
 ごく最近の調査によると、真面目にやっても報われないと、大学生の半数以上が冷めた気持ちを抱いていることがわかった。それは、生徒や学生の多くが学習する喜びを知らず、将来の夢が描けないからである。

と述べているのだが、義務教育でもなく、年齢が同じというだけでひとまとめにしてしまう近代以降の教育と寺子屋を比較すること自体無理がある。
 「寺子屋」がよかったというのなら、いまの教育制度を変えて、必要最低限の知識だけを学校で教えるようにすればいい。

 この「正論」は全体の統一がとれていなくて、突然、
日本には自然と調和して生きる精神文化がある。

などと言い出すのだが、そんな精神文化は世界中どこの民族でも持ち合わせているのではないだろうか。
 砂漠に住んでいれば砂漠と調和し、北極圏に住んでいれば北極圏に調和するだろう。

 自分にとって都合のいいところだけを取り出すのは科学的な態度とは言えない。


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Last updated  2009.07.18 19:32:05
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