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2009.10.09
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カテゴリ:江戸時代を知る
 『耳嚢(上)』から、好きな話を現代語訳で紹介するものの三。

 享保の頃、回線の荷物を内々に売り渡し、そのほかにも罪があって、大坂町奉行で吟味の上、罪が確定し、、さらしの上に死刑をもうしつけるという決定がでたのだが、その者に子供が三人あり、総領は娘で十三、四、そのしたに九つ、七つの正次たちが、毎日牢屋の門前で親の助命を求めて嘆き悲しみ、叱って追い払っても着きれず、命を惜しまず昼夜寝食を忘れて泣いているので、その訳を奉行へ申し立て、江戸表へ伺いを出すことにしてお仕置きを伸ばし、御城代から伺いの上死刑をお許しになり追放を仰せつけられた。まことに孝心の天に通じるというのも偽りではないことだ。これは、わたしが評定所留役を勤めていた頃、この者の救い願いについて取り調べたことで、余りに哀れなことなのでここに書きとどめた。

 森鴎外の「最後の一句改」のもとになった事件。
 ただし、解説によると、森鴎外は「耳嚢」とは違う本を元に小説を書いたそうだ。


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Last updated  2009.10.09 11:14:34
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