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テーマ:江戸時代を読む!(129)
カテゴリ:江戸時代を知る
再々読。
例によってほとんど忘れていた。 幕末だけを取り上げているわけではなく、幕末の混乱に至る過程も説明しているので、江戸初期の出来事もでてくる。 著者の立場からは、当然、封建時代として否定されるわけだが、それでも、硬直した社会だったとは言い切れない面もある。 藤田東湖の父は町人出身である。 ただ、藤田東湖に対しては批判的に書いてある。 今回、印象に残ったのは、なぜ「大日本史」を和文で書かなかったのか、という問いかけ。 公式文書では仮名は使われなかったはずなので、そもそも和文で書くという発想がなかったのだろうが、現代から見ると異様である。 また、「ジイ」と呼ばれる集団も今まで印象に残らなかったのに、今回は気になった。 水戸にそういう人たちがいたとは。 この本を読むのは今回で三回目なのに、初めて知った気分。 楽天ブログランキング←クリックしてください 楽天会員以外の方のコメントは「輾転反側掲示板」へ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2010.04.24 13:10:07
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