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テーマ:マンガあれこれ(291)
カテゴリ:特撮・アニメ・SF・マンガ
中学生の時にラジオで聞いた井上陽水の「桜三月散歩道」。カセットに録音して何度も聞いた。
不思議な歌だった。 情景が目に浮かぶようでいて理解できない。 ぽつぽつと語るナレーションも印象的だった。 その歌の作詞者が、実は、赤塚不二夫のブレーンの長谷邦夫だったとは数年前に知った。 その長谷邦夫自身の年代記。 物心ついてから現在まで。 つねに桜のことが頭にある。 桜は著者の故郷を示す「記号」であるらしい。 トキワ荘に顔を出していた頃のことは、いろいろマンガで読んでいたが、それでも、「そうだったのか」と思うところは多い。 思わぬ所に喰始の名が出てきたりして驚く。 余り詳しく内容を紹介するわけにはいかない。 手塚治虫の死については書いている。 その時に知った寺田ヒロオの状況のことも書いている。 なぜ赤塚の元を離れることになった、ということも書いている。 しかし、赤塚の死については全く触れていない。 すでに他の本に書いているのかもしれないが、それがかえって気になる。 もし著者が漫画家でなければ、ずっと赤塚の面倒を見たのかもしれない。 文章で気になったのは一か所。 ダイヤモンド社の赤塚名義の単行本『論語』をはじめとするの仕事をやり(p313) 「はじめとするの」は「はじめとする」の誤りではないかと思う。 楽天会員以外の方のコメントは「輾転反側掲示板」へ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2012.01.28 22:04:16
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