「柳生一族の陰謀」に続いてかつての東映時代劇の
リメイクあったが、オリジナルを超えることはできていなかった。
かつてテレビドラマでリメイクされたこともある。
おそらく大好きなものを自分の手で自分の思い通りに作りたいと願望があるのだろう。
工夫していい物を作ろうとする制作陣の気持ちはよく伝わってくるのだが、どうしてもオリジナルは超えられない。
オリジナルで最も印象に残っているのは、西村晃が、刀をあちこちに隠しておいて、刀が切れなくなると新しいものに取り替える工夫をしていたところ。敵を撃退したと思い込んでいたのにまだ残っていて、西村晃が刀を探し回るシーンが圧巻だった。
オリジナルに出ていた里見浩太朗が出ていたのも、オリジナルへのリスペクトを感じる。
志は高い。こうして時代劇を作り続けてくれることが大切なのだ。
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