前のシリーズも全部見た。明るい作りで気楽に見ていられる。
初回は尾上松也がゲストで出ていたりして、ちょっと豪華。松本幸四郎はレ牛ーラー。この人、染五郎だった頃から声も顔も変わらない。声を聞くとすぐわかる。若干貫禄はついたかな。軽妙な役がうまい。
時代劇定番の若君と主人公がそっくり、という「一心太助」にもあったような設定。原型は「王子と乞食」なのかなあ。
エンディングも、前作よりも賑々しく、楽しい雰囲気が出ている。
ただ、冒頭の花見の場面で小判を巻いたのはよくなかった。
それを拾う人を見下すような感じがしてしまう。
酒肴を用意して、居合わせた人にどんどんごちそうする、というえぴそーどにすればよかったのに。