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カテゴリ:時代劇(テレビ)
今やジャニーズのおかげで命脈を保っている「必殺仕事人」。
今回はKing & Princeとなにわ男子からゲスト出演ということで、ジャニーズのレギュラー出演者が増えるのかと思ったが、そういう展開にはならなかった。 「必殺仕事人」に時事ネタはつきもので、バンクシーならぬ「晩来《ばんくる》」や、根拠のない噂話を真に受けて他人を攻撃する風潮が取り入れられている。 途中までは、悪事を働く勘定奉行とその息子の成敗ということで必殺らしい。 岸優太演じる岡っ引きが勘定奉行の息子を引っくくってきたが、これは無理がある。目付ではないので町奉行所では手が出せない。 話はそれでは終わらず、「世直し組」を名乗るグループの暴走が始まる。 意外や意外、岸優太が、「正義」という狂気に引きずり込まれていく男をうまく演じている。 最後の仕事の的は大金持ちや権力者ではなく町人。これなら奉行所で対応できそうなもの。ここだけちょっと物足りなかった。 これまでのレギュラーの東山たちは一歩引いた感じで、岸優太と西畑大吾が中心の話になっていた。 須賀健太が屈折した役で出ていたり、小林隆と杉田かおるが夫婦だったりして、脇役も印象に残る。 せめて三ヶ月に一回放送してくれないかなあ。 公式サイト お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2022.01.11 18:16:20
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