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カテゴリ:時代劇(テレビ)
3月から放送が始まった「BS松竹東急」というチャンネルで放送された30分ドラマ。
全13回。1回目から全話見た。 江戸に住む、浪人の兼梨四十郎(滝藤賢一)と妻の静江(前田亜季)、息子の太郎(加賀谷光輝)の三人がつましい生活をしている。浪人ではあるが、妻にはある藩の剣術師範をしていると嘘をついて出かけ、人の来ない神社にこもって傘張りをしている。 なぜかその神社に家電アドバイザー機能のあるタブレットが現れ、妻の家事負担を減らしたいという四十郎の願いを叶える家電を出してくれる。 炊飯器、洗濯機、電子レンジなど毎回家電が増えていく。電気はどうするのかというと、自転車型の発電機をひたすらこいで発電することになる。 いくらなんでもそれでは足りないだろうと思うが、そんなことはどうでもよくて、荒唐無稽な話を荒唐無稽なままちゃんとドラマにしているところがよくできている。 ただ、クーラーは室外機の設置が大変なので、扇風機や冷風機でよかったんじゃないか。 時代劇とSFが合体したものと言えば言えなくはない。強いて言えば、遠い昔に見た、NHKの「少年ドラマシリーズ」のような自由な発想のドラマを思い出させる。 現代にタイムスリップしてしまうのもお約束。 最後まで面白く見たが、一番印象に残ったのは、子役だった前田亜季がこんな大人になっていたのか、ということ。非常に感じのいい女優なのであった。 公式サイト お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2022.06.27 00:00:09
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