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テーマ:日本刀について(31)
カテゴリ:時代劇(テレビ)
「どうする家康」を見ていて気になったこと。
不参気の家康が、大小日本の日本刀を携えているのだが、脇差しは帯に差し、大刀は帯に差すのではなく、腰にぶら下げるようにしていた。下げ緒というのか太刀緒というのかわからないが、そういうものをつかって、刃の方が下になるように下げていた。 平安・鎌倉ではそうするのが一般的だったようだ。 戦う時も、刀を抜いてから、「やあやあ我こそは」と名乗りを上げたりしていたからだろう。 戦が多くなり、また、接近戦で戦うことが多くなると、刀を抜く動作と切る動作を一つにする必要が生まれて、刃を上にして腰に差すようになったわけだ。 家康の姿は、その過渡期にあるということなのが、身分が高いからそうしていたのかわからないが、何か資料があってのことなのだろう。そうでなければ、わざわざ小道具を用意することはないだろう。 今度から、どのように大刀を身につけているか、注目してみてみよう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2023.03.13 20:03:22
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