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2023.08.30
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 久しぶりに見た。もう何度も見たいるのに、例によってほとんど覚えていない。
 覚えていたのは、走っている車がギャオスの光線によってスパッと切られてしまうことと、ギャオスのちぎれた足の大きさが変わることだけだった。
 ガメラは火や熱を好むので、異常な火山活動によって富士山に引き寄せられ、ギャオスは、火山活動によって眠りから目覚める。
 ガメラにしてみればギャオスと戦う義理はないのだが、行きがかり上、人間と共闘してギャオスを倒すことになる。
 ガメラが子供の味方、というのが強く押し出されている。制作者が思うほど、子供が出れば子供が喜ぶわけじゃないと思うんだけどなあ。「小さき勇者たち ~ガメラ~」では、子供たちを主人公にすることに成功しているが、何の理由もなく、ガメラと子供は心を通わせることができるというのが、なんだか怪獣の堕落のように思えてしまうのだ。
 それでも、物語は二転三転し、人間とガメラの、ギャオスとの苦闘が描かれる。
 さらに、高速道路建設をめぐる、土地売買の利権問題などがからんでいる。
 自分の持つ山を燃やすことでガメラを呼び寄せるあたりは、「稲むらの火」のようだ。
 大人になってから見ると、いろいろと深い問題を描いた中身の濃い物語なのだった。
 とにかく、ギャオスの造形が素晴らしい。これを超えるガメラの敵は生まれなかった。
 ゴジラにおけるキングギドラのようなもので、どうしても、初期に登場したものを超えるものが産まれないというのは、芸術の宿命なのだろうか。





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Last updated  2023.08.30 17:54:35
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