NHKの「だれかに話したくなる山本周五郎日替わりドラマ」シリーズの一つ。一昨年見たものの再放送。「山本周五郎」という言葉が入っている番組は自動的に録画されるように設定しているので録画されていた。
今回は原作も読み直した。
ドラマは、
前回と同じように、悪事の報いを受けないことに対する不満を大いに感じるのだが、原作では、ドラマほどの悪事ではなかったことになっている。
脚色の問題だった。どうしてこういうことにしてしまったのだろう。
原作を読み直して改めて感じたが、物語の展開は地の文で簡単に語られ、そのときそのときの心理描写に筆を費やしているところに特徴がある。
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