カテゴリ:PCハードハードウェア
■東芝のREGZAに登録している、子ども用動画PCが故障
東芝のREGZAという液晶テレビ、これの中級以上機種は、PCのファイル共有ドライブに入れた動画ファイルを見ることができる。PT2などのデジタルテレビチューナーで禄画したファイルも再生できるので重宝している。 何台かのPCの共有ドライブをREGZAに登録しているのだが、子どもが大好きな動画ばかりファイルを入れている6、7年前に組み立てたPC、これから読み出せないので調べると、完全に故障して起動しなくなっていた。 ■故障原因はコンデンサのパンク 修理するために内部を開けると、マザーボード上のコンデンサが4つパンクしていた。以下の写真では水色の囲み。 半年前にマザーボードを調べたとき、1つだけ膨らんでパンクしてしたのを発見していたが、動作していたのでそのままだった。このマザーボードはMSI社のもので、常時通電していたのだが、今までよくコンデンサがパンクしなかったものだ。ほとんどのPCの故障はコンデンサのパンクによるもの。 2000年頃のマザーボードは、粗悪なコンデンサ使用されたことがあって、現在では信頼のおける日本製がよく使われる。 ■コンデンサの交換・・・ジャンクマザーボードから取り外し品を利用 例によって、半田ゴテを使ってコンデンサを交換し始めた。交換に使うコンデンサは、ジャンクのマザーボードを何枚もストックしてあるので、それから取り外したもの。信頼性は落ちるが部品代は”タダ”。コンデンサの耐圧は、元のものと同じかそれ以上が必要だが、容量は多少の違いはあっても大丈夫。今回1800μfのコンデンサがなかったので1500μfで代用した。 そして取り外したコンデンサは次のもの。上部が膨らんでいるのでパンクしていることが見た目ですぐわかる。 左側の3つは完全にパンクして膨らむだけでなく液漏れまで起こして重傷。右側の2つはパンクして膨らんでいるだけ。 ■でも起動しない・・LANカード交換で修理完了 さて通電してみると、「あれれ」動作しない。以前にマザーボードにオンボードのLANが故障したために、LANカードをさしていたのだが、これを抜くと起動し始めた。違うLANカードに入れ替えると問題なく起動した。 ■捨てられぬ古いPC 今回のPCは、それなりに現在でも動作する性能は有しているが、ちょっと前までは10年近く前のマザーボードを修理し続けて使い続けてきた。これらも故障原因はコンデンサのパンクであった。でもさすがに性能が落ちるので、現在は部品取りとして退役していただいている。やはり部品取りでもなかなあ廃棄できないのである。 ■修理が終わって 以前の記事でも、液晶ディスプレイやPCの修理のためにコンデンサ交換をしたことを書いたことがあるが、定番の故障原因だ。 さて、明日子どもは動画が見られるので喜んでくれるだろう。そして同時に別のPCの共有フォルダに、ミラーとしてコピーしておいた。こうすればPCが壊れてもどちらかのPCにはデータがあるのでね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2011.04.15 02:11:38
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