カテゴリ:雑談
■伊吹山系、滋賀県と岐阜県との間にある峠
私の住む滋賀県湖北地方は、岐阜県と接しており、伊吹山系には北からは、八草峠、鳥越峠、新穂峠、品又峠、国見峠がある。この中で通ったことがあるのは八草峠と品又峠。 2011年9月19日、国見峠と鳥越峠を攻めてみた。 ■国見峠・・・・滋賀県から岐阜県へ ここは今年の春に岐阜県の旧春日村(現揖斐川町に行ったとき、滋賀県側に抜けられる道があると知り、一度行ってみたいと思っていたところである。 滋賀県米原市(旧伊吹町)側の峠への分岐点は、標識もなく非常にわかりにくい。スマートフォンでGoogleマップで確認しながらその道に入った。 道は細く車がすれ違いにくいところがあるが、舗装されており問題なく峠に到着した。向こうは岐阜県側である。 このとき、峠から伊吹山方面への登山道から年配者が数名降りてきた。話をすると国見岳に登ってきたと言うことだった。さらには伊吹山にも登れるそうだ。 国見峠を示す碑石。この林道が整備されたのは平成6年である。 滋賀県側を望む。小雨が降っていたので視界は悪い。 愛車ジムニーには我が息子も同乗。峠からの景色にご満悦。背後には登山者も写っている。 岐阜県側へ下るが、道は滋賀県側よりもきれいである。国見岳スキー場の横を通り、岐阜県揖斐川町(旧春日村)の分岐点まで降りていった。 ■鳥越峠・・・・岐阜県から滋賀県へ 旧春日村にたどり着いて、そのまま山中の道を通り、旧久瀬村、そして旧坂内村へ(現在、これらは全て揖斐川町)。ここには品又峠や新穂峠への分岐点もあるが、さらに道を進み国道303号線を北上。 国道303号線から細い道が見え、小さく鳥越峠への林道を示す看板が見える分岐点(googleストリート)、4ここもわかりにくいが目印があるだけでも助かる。 国見峠への道よりも広めで走りやすい。どんどん走っていくと周りに高い木々が減り、笹などが増えてくる。GPSロガーでの表示は高度1000mを超えている。 そして峠にたどり着いた。向こうは滋賀県である。ガスで視界は悪い。 今来た岐阜県側を振り返る。 鳥越林道を示す碑石。平成9年に林道が整備されている。 県境には鳥越峠の碑石も見られた。 そして滋賀県側をどんどん下っていった。途中で道にイガグリ落ちているところが何カ所かあった。そこで栗を拾う。家に帰ってから湯がいて食べた。 そして滋賀県長浜市高山町の分岐点へ。ここにはキャンプ場がある。だが、柵で道がふさがれていた。手で移動させて出た。 土砂崩れがあるため通行止めとなっていたが、実際には落石が少々ある程度だった。 ■他の峠 今回は2つの峠を攻めてみたが、他の峠も紹介してみよう。 ・新穂峠 関ヶ原合戦で実質の西軍の大将であった石田三成が、滋賀県側へ逃れるときに通った峠。 その新穂峠は、岐阜県揖斐郡揖斐川町(旧坂内村)と滋賀県米原市(旧伊吹町)との間にあり、訪れたいと以前から思っていたが、四輪車では通れるところではないようだ。 ・八草峠 八草峠は滋賀県長浜市(旧木之本町)と岐阜県揖斐川町(旧坂内村)と結ぶルートで国道(酷道であった)303号線であった。ここは豪雪地帯で、冬期は自動車で通れない状態だったが、現在は数キロの長い八草トンネルが完成、八草峠を通らずに行けるルートや道が整備された。冬期でも滋賀県と岐阜県間は行き来できるようになった。八草トンネルは、山中なのにアクセルを踏めば100km/hの速度が出るほどで、以前のルートを知っている者には信じられないほど道が整備されている。 以前は、八草峠はよく通ったことがあり、ニホンカモシカなどをよく目撃したのだが、現在は閉鎖されているようだ。 ・品又峠 2010年5月に滋賀県の「奥伊吹スキー場」を岐阜県側から攻めるで、この峠をレポートした。 岐阜県揖斐郡揖斐川町(旧坂内村)と滋賀県米原市(旧伊吹町)との間にあるのだが、滋賀県側は奥伊吹スキー場で、実質、自動車で滋賀県側を下ることができない。逆に滋賀県から岐阜県にも行けない。 滋賀県側(奥伊吹スキー場側)から岐阜県を望んだもの。車止めの木が置かれている。 岐阜県から滋賀県側(奥伊吹スキー場側)を望んだもの。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2011.09.24 12:23:55
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