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2014.01.19
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■動作が止まってしまうノートPC

とある者が「調子が悪いノートPC、何とかならないか」と言ってきた。それは2003年9月に発売されたBIBLO NB53E。しばらく使わなかったものを取り出してきたら調子が悪くなっていたということだった。

状態を確認する。使用していると動作が止まってしまう。起動し直すとシステムファイルが壊れているような状態で起動できない。ファンの回転音も目立つ。

総合的に見てみると、CPUの冷却がうまくできていないよう様子だった。

■分解

本体上部、キーボード上部にあるプラスチックを左にスライドすると、キーボードの下に簡単にアクセスできる。下にはメモリースロットはあるものの、CPU関係は見当たらない。

本体下部の分解が必要だった。分解の手始めに、バッテリーのツメ2本を起こして取り外し、ビス2本で光学ドライブの取り外し、ビス2本でフロッピーディスクドライブの取り外し、これらを行う。光学ドライブやバッテリーの下には裏のカバーと固定するビスがあるのだ。



フロッピーディスクドライブはツメをゆるめてフラットケーブルを取り外す。



次に9本のビスを取り外す。これで裏側のカバーが取れる状態になる。



裏側のカバーのツメはゆるくて簡単に取り外せた。中央上部の赤い囲みのところ、CPUの冷却部が見えてきた。



■CPUの冷却

CPU冷却ファン、CPUのヒートシンクを取り外す。埃などは意外と少ないのだが、CPUとヒートシンクとの間のシリコングリスはカスカスに劣化しており、熱が十分伝導されていない状態と思われた。

高価な銀が入っているシルバーグリスと言われるものをCPUの頭に塗った。左はCPUのヒートシンクの裏側で、こちら側にはグリスは塗っていない。



そしてヒートシンクを押しつけて、ムラなくグリスが行き渡るように上下左右に揺すってからヒートシンクをネジ止めする。



あまり埃はないのだが、CPU冷却ファンなどを掃除してから取り付けた。

裏のカバーなどを元通りに組み立てて完了。

■やっぱりシリコングリースの劣化だった

そして電源を入れると何もなかったかのように動作。しばらく通電しても問題はなかった。



やっぱりシリコングリスの劣化であった。

古いPCではシリコングリスを塗り直すことが重要と思い知った例だった。

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Last updated  2014.01.19 22:23:00
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