カテゴリ:PCハードハードウェア
2008年春モデルであるFMV-BIBLO NF75Yをもらってきた。これはCore 2 Duo T7250 2.0GHz/2コア、IEEE802.11a /b/g/nに対応した無線LAN、FeliCaポート、指紋認証まであり、当時としては高級機種。今でもそこそこ使える性能である。
Windows VistagaインストールされていたのをWindows 7に入れ替えたが、2GBのメモリー(1GBx2)では動作が苦しいので4GBに増設することにした。 アマゾンで一番最安値のDDR2 SO-DIMM 2GB 200pinのメモリー2枚組を探すと、RamMax製の「RM-SD800-D4GB」が4490円で送料込み、即注文、2日後には手元に届いた。 アマゾンの大きな箱の中央に小さなパッケージが貼り付けられていた。 パッケージから取り出したメモリー。台湾製である。 FMV-BIBLO NF75Yの底辺にあるカバーを開けるとメモリースロットが見え、samsung製1GBのメモリーが2枚刺さっている。それを今回の「RM-SD800-D4GB」に入れ替える。 ところが、FMV-BIBLO NF75Yはまったく起動しない。起動しないというのはWindowsが立ち上がらないのはもちろん、BIOS画面も出てこないのである。 問題は次のことが考えられる。 1)メモリースロットにうまく装着されていない うまく装着されていないときや、接触不良で動作しないことがある。 しっかりとメモリーが挿入されているのを確認して、何度も抜き差ししたので、今回はこの問題ではないと思われる。 2)メモリーが壊れた(壊れていた) メモリーを交換するときには、ACアダプターやバッテリーを取り外しておく必要がある。メモリーには電源が供給されているからである。 しかし、私はいつものようにバッテリーを取り外していなかった(^^;)ので壊れた? もしくは最初から壊れていた? 3)PCとメモリーの相性が悪い PCとメモリーの相性により動かないことがある。 上記の1)の問題はあり得ないので、2)と3)を確認するために別のPCを用意して確認した。 1つ目、2009年春モデルのacer Aspire one D250というネットブック。裏から簡単にメモリーにアクセスでき、既に2GBのメモリーを装着しておいた。 これに今回のRAMMAXのメモリーを装着する。 そして電源を入れると問題なく起動した。 2つ目、以前ヤマダ電機などで販売されていたEverex社の2007年夏モデル StepNote VR2000JというノートPC。元々は1GBx2のメモリーが入っていたが、2GBのメモリーに入れ替えておいた。(このPCはチップセットの関係で2GB以上では動作しない) これに今回のRAMMAXのメモリーを装着する。 はやり電源を入れると問題なく起動した。 以上のように、別のPC2台で動作することから、RAMMAXのメモリーは壊れていないので上記2)が原因ではない。 別のPC2台から取り外した2GBのメモリー2枚をFMV-BIBLO NF75Yに装着した。1枚目はUMAX社、2枚目はtranscend社、メーカーは異なるがどちらも台湾製である。 するとFMV-BIBLO NF75Yは2GBx2のメモリーを認識して起動することができた。 このことから上記3)のPCとメモリーの相性が悪いということが原因であった。特に他のPC2台には使えることから、FMV-BIBLO NF75Yがシビアでメモリーを選ぶのである。逆にいうとでRAMMAXのメモリーにもシビアな面がありFMV-BIBLO NF75Yで使えなかったとも言える。 いずれにしてもRAMMAXのメモリーは不良品ではなかったので、他の2台にPCで使うことにして、FMV-BIBLO NF75Yには取り外したメモリーで4GBすることができ、めでたしめでたしなのである。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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