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屁理屈コラム…何が売れるかはわからない・奈良から長岡京への遷都 向日神社に勝山稲荷神社が建立された。狐の嫁入り 伏見稲荷大社の物語
★…世の中何が売れるかわからない、変わりTシャツ このコラムでKYOTOのTシャツ、骸骨のTシャツなどをこんなものを買うの人がいるのかと書いたことがある。ところが20数着あったのが、もう数着しかない、そして売れ切れの柄まである。もちろんこれは「おもしろい」が私の好みではないという意味だったが、むやみやたらに自分の好みを人さまに押し付けてはいけないと悟った。 私の家の近くにど派手な洋服の店がある。カラオケのステージ衣装ならわかるが、こんな物を一体誰が買うとかと正直思っていたが、ある店の関係者に聞くとネット販売では有名店で「ピコ太郎」のあのような衣装が売れてかなり儲かってるという。 これは音楽の種類の好み、そして歌手の好み、そして文化芸術のすべても同じになる。私の知人で男性演歌歌手のAさんがいるが、この人は歌も上手いし舞台度胸もある。後援会も数百名を組織してファンに支えられていた。しかし、なにせヒット曲がないという不運でまだ売れてはいない。 もし、東京都知事だった舛添要一氏があんなケチでなかったら、今の小池百合子氏の出番はなかった。自民党で冷や飯を食ってそれこそ年老いた厚化粧のおばはんで終わっていた。それが新党結成で将来の首相候補になっているのだから、人の人生というのはなにがきっかけで売れるかはわからない。 私の無料の電子書籍の小説は自分ではおもしろいと思うが、それにアクセルもかなりあるから結構自信がある。しかし、そんなおもしろい小説を雑誌や小説にするという出版社はまだない。これも同じで私は好きだが、出版社の編集者はこんなものはおもしろくはないと思っている。まま、いずれにしても結果がすべてである。 このコラムもTシャツから話を起こして小池首相まで飛ばしています。なんせテーマーは「屁理屈」ですからどんな好きなことを書いても責任逃れができます。残暑厳しい折、涼しい部屋で私の「無料の電子書籍」を読んでください。もし、おもしろくなかっても無駄な時間をお返しできないことを先に行っときます。 ★…奈良から長岡京への遷都 向日神社に勝山稲荷神社が建立された。狐の嫁入り 伏見稲荷大社の物語 10話より 1400年前に人口のかんがい用水が嵐山から引かれて桂川右岸から西山の間にある桂、樫原、長岡、久世、大山崎の村は豊作が続いていた。そして長岡京への遷都が決まったころ大山崎の豪商で油問屋の山崎屋がこの地の守り神の向日神社の境内に勝山稲荷という社殿を建立したいという話があった。 この向日神社がある小高い丘は元々この地の豪族の古墳群で一番大きな古墳は卑弥呼の時代の元稲荷古墳、全長94mを測る前方後方墳があります。この地は稲荷神社のある東山連峰の正反対にある西山連峰になるが、この西山の狐と東山の狐というのは大昔から交流がなかった。そこに勝山稲荷の社殿が建てられてその祠の下の穴に伊奈利山の狐が引っ越ししてくるとなって西山の狐は縄張りが荒らされると大反対をしていた。 この西山の狐のボスは銀狐の権太という若い男だった。もちろん全国狐連合会の会員だから、この東山の狐たちの活躍は知ってはいるが、西山と東山では文化も風習も違い人間との距離は遠くというよりむしろ敵対視していた。そこで山崎屋の山崎屋善右衛門はこの西山狐の権太に会い話をしていた。善右衛門は、 「せっかくお社を建立するのだからその社にお使いの狐が住まなければ稲荷神社とは呼べない。そこで権太さんにこのお社のお守りをしてほしい」 「俺は~そんな柄ではない、それに俺は人間が大嫌いだからお参りに来る人間とは仲良しになれない」 「そうか~ところで権太さんは独身だと聞くが?」 「そんなことは関係ない!」 「いゃ、実は伊奈利山の白狐の白藤の娘で白菊というのがいる。これがまた母親そっくりの美人で全国から嫁に来てほしいといってきている。その白菊のことを権太さんは?」 「いゃ、噂には聞いたことがある、しかし、そんな美人とは…」 「そか、それならこの話はなかったことに…」 権太はこの話を聞いてから白菊のことが気になってしょうがなく、ある日の夜、稲荷神社に向かっていた。まず権太はこの赤い大鳥居に驚いた、さらに本殿の立派なことといったらありゃしない、権太の住む村の鎮守の神さんでもある向日神社とは比べ物にならなかった。それに夜というのに境内は明かりがついて本殿前には人間が数名もお参りしている。そこで権太は人間に化けて境内を見回していた。 本殿の裏の白狐社の前には白い着物を着た若い娘がなにやら真剣に拝んでいる。その娘が権太の気配を感じて振り向くとそこにいた権太と白菊の目が会った。が、そこはお互い狐で化けていることはすぐにわかる…そこで権太は、 「も、もしかして白菊さんですか?」 「はい、白狐の白藤の娘で白菊と申します」 「実は人間の山崎屋さんからあなたのことを聞いて…それで今夜きました」 「はい、私も山崎屋さんから権太さんのことを聞いています」 こうして白菊は西山の勝山稲荷神社の権太の嫁になることになった。この二匹の結婚とはいうが、白菊は全国狐連合会会長の白藤の娘、婿殿は西山連峰狐集団のボスとの結婚となれば全国の狐の代表がお祝いに来ることになり経費も莫大になる。もちろんこの経費は山崎屋がだすことになった。 狐の嫁入りとは深夜に行われ両家の家からそれぞれ婚礼の行列が出発して中間地点でドッキングした場所にて花嫁が婿に引き渡される。その際に両家から貢物の交換があり婚礼の儀式は終わっていた。 その婚礼の日取りや貢物の相談は両家の相談役が話し合って決めていた。この白菊と権太の婚礼の貢物は権太家の強い希望で稲荷神社の名物になっていた油揚1000枚となったが、白菊家への貢物がなかなか決まらなかった。というのも伊奈利神社へは全国から珍しいものがお供えとして集まっていたから、狐たちも口が肥えていた。その反対に西山の狐には野ネズミぐらいしか御馳走はなかったからだ。そこで相談役は稲荷神社の宮司の伊呂具(いろぐ)に相談していた。 伊呂具はそれなら稲作の最大の害鳥の雀は獲れるのかと聞いている。相談役は狐そのものは雀をそんなに食べないが、雀でよかったら1000羽ぐらいはすぐに獲れます。それならと白菊家への貢物は雀と決まったが、その雀をどうするのかと聞くと伊呂具は、 「その雀を炭火で焼いてタレをつけてそれを茶店で売る。これが稲荷名物になれば農民や猟師が雀を捕まえて茶店に売りにくる。そうすれば害鳥の雀も減って農家には現金収入があり一石三鳥になる」 こうして白菊と権太の結婚式があったが、それを山の中腹の茶店で伊呂具が観ていると西山の勝山稲荷神社から出発した権太の行列も伊奈利山から出発した白菊の行列も白く光る狐火をゆらゆらさせてこれが狐の嫁入りだと誇示をしている。そして両家の婚礼が始まるとその狐火は一層光って歓喜の喜びが伊奈利山まで聞こえるような気がした。 ★…現勝山稲荷神社は向日神社の参道にあるが、このコラムの白菊が嫁入りしたのは元勝山稲荷神社で現の社殿の真裏にあり見落としてしまいます。ここからの稲荷山は真東になり距離も約7キロほどと近い。画像は元勝山稲荷神社、勝山稲荷神社 無料の電子書籍…お笑い歴史コラム…「伏見稲荷大社の物語」~85話まで書けています。目次機能で好きなタイトルを探してゆっくりお読みください。 このコラムが少しでもおもしろかったら↓↓↓の画像をワンクリックしてください。ブログランキングに参加しています。現在5~7位どす。。。あなたの愛のワンタップが私に生きる勇気を与えてくれます。1位まではあと少し…よろしくおねがいいたします。 小説家ランキング 働く女性たち…黒人マネキン、キャサリンとベッキーの恋・駆け込み寺居酒屋ポン吉 50話 働く女性たち…「企業戦士のお局さま 雅子」 会社への復讐 駆け込み寺居酒屋ポン吉 46話 働く女性たち 「パワーシャベルの女 重子」…しなやかな指先で重機は動く 45話 働く女性たち…「京都タクシードライバー・さくら」 さくら個人タクシー 駆け込み寺居酒屋ポン吉 43話 働く女性たち…「衝動買いの女 梨花」 私はお礼になんでもします…駆け込み寺居酒屋ポン吉 40話 働く女性たち…「男装の麗人 伊音」…最終処分の半額…駆け込み寺居酒屋ポン吉 39話 働く女性たち…「黒猫ドライバーの女 通子」巨大宅急便会社に風穴をあける 駆け込み寺居酒屋ポン吉 38話 働く女性たち 「壬生菜古漬けの女 華子」…純京漬物の古道駅 駆け込み寺居酒屋ポン吉」37話 働く女性たち…「医療事務 詩織」…セクシーマッサージ 駆け込み寺居酒屋ポン吉」36話 働く女性たち…「無毛の女 高校女教師 純子」 駆け込み寺居酒屋35話 働く女性たち…「雪女 ゆき」自己破産に自力で挑戦・駆け込み寺居酒屋ポン吉 34話 働く女性たち…「ダンプ姉ちゃん 理恵」…駆け込み寺居酒屋ポン吉 33話 働く女性たち…「痔の女 ひふみ」 駆け込み寺居酒屋ポン吉 32話 働く女性たち…「お年寄りにやさしいメンズパンツ 律子」…駆け込み居酒屋ポン吉 31話 働く女性たち…「バニーガール うさ子母娘」駆け込み居酒屋ポン吉 30話 働く女性たち…「美容師の復讐 理子」…駆け込み寺「洋風居酒屋ポン吉 29話 働く女性たち…「赤ちゃんポスト 涼子」(こうのとりゆりかご) 28話 働く女性たち…「イナリスミレ 菫という女」…駆け込み寺「洋風居酒屋ポン吉」25話 働く女性たち…「病院検査技師 静香」…40歳年上老人との禁じられ恋 24話・あんこう鍋 「働く女性たち…「ゴミ屋敷の女 美幸」…駆け込み寺 「洋風居酒屋 ポン吉」23話・100均のすぐれもの、デッキブラシ 「働く女性たち…「眼科医 瞳」…鋭利な剛毛は凶器にもなる」…22話…フランス食パン(ハードトースト) ブラザーベーカリー西大路店 働く女性たち…「女の愛の計算は複雑怪奇 恵梨香」…駆け込み寺「洋風居酒屋 ポン吉」20話 屁理屈コラム…女の綺麗好き、男の汚い好き・妄想を定着させるのが小説なのか?、それとも邪道なのか?…関西のアイドル・出町柳けい子 小野篁の禁断の恋…藤原香子に貢いで閻魔さんの書記官としてのアルバイト。生まれた子供が「小野小町」「紫式部」 伏見稲荷大社の物語 85話 小説…「働く女性たち」…「めんどう婚 瑠璃子」 19話~「洋風居酒屋 ポン吉」駆け込み寺 音川伊奈利 嵯峨天皇の即決断で1200年前からお寺に保育所ができた。この日本ではまだ「保育園落ちた!」の状況とは日本の恥になる。伏見稲荷大社の物語 84話 小説…「働く女性たち」…幸子の復讐 18話~「洋風居酒屋 ポン吉」駆け込み寺 音川伊奈利 無料の電子書籍「働く女性たち 駆け込み寺居酒屋ポン吉」~44話はここから読めます。 お賽銭の勘定に京都銀行の行員10名が一週間もかかるという伏見稲荷大社・その1200年前のお賽銭のお話し 83話 神様は目に見えないからこそ神である。仏壇の位牌は元々朝廷の官位を証明するものであった。伏見稲荷大社の物語…82話 初詣客の警備にフォックス警備の狐が大活躍するも人間に化ける特訓は大変になる・伏見稲荷大社の物語…81話 お笑いコラム…「伏見稲荷大社」の物語も80話にもなりました。最初の1話は「吉祥院天満宮・政所公園の白狐」これになります 新・京のいけず石・いけず石・古典のいけず石、背丈80センチ、駐禁ダメ押し、花壇風の上品な、・ど根性いけず石… この コラムに関するご意見等は「音川伊奈利の掲示板」にお書きください。HNは必ず書いてネ、 新電子書籍…このブログの記事をまとめた無料の書籍になります。 「伏見稲荷大社の物語・嵯峨天皇と稲荷神社 73話…更新随時」 http://p.booklog.jp/book/108339/read 無料の電子書籍 長編小説「トラック3姉妹・ダンプ姉ちゃん理絵」...1部(31話) http://p.booklog.jp/book/103886/read お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2017年08月21日 06時46分00秒
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