241270 ランダム
 ホーム | 日記 | プロフィール 【フォローする】 【ログイン】

mik.hamaのいい加減にします

全17件 (17件中 11-17件目)

< 1 2

2018.04.29
XML
カテゴリ:
春になると、苦味というかエグミのある山菜が食べたくなる。
苦味というのは本来毒であり、子供が拒否反応を示すのも本能的なものと思われる。

大人に春先の苦味は、どうもDNAに刷り込まれているらしく、
遠い祖先が会得した春の洗礼のようなもので、
植物が萌え出て来た頃に、季節の変わり目を体に教え込み、
毒を以て毒を治めるという事らしい。

個人的には、5月病なるものも山菜を食べないせいではないかと思っている位である。

酒にも苦味のある酒があって、
これを春になると呑みたくなるのは体が欲しているのである。

特にワインに植物を漬け込んだドライ・ベルモットは今の時期にはピッタリくる。
フランスのベルモットは色々あるけど、
高級で上品なやつよりも、このノイーリープラットが一番好きだ。
サマセット・モームが愛飲した事でも知られる銘酒である。
フキノトウが出て、新緑の季節までは切らすことが出来ない酒だ。

チンザノのエクストラ・ドライはイタリアらしく華やかさがあって、
こっちの方が入手は容易で味は軽いけど、これも悪くないと思う。

スーズは、西洋人参とも言われるゲンチアナを使った酒で甘苦いのが特徴。
苦いと言っても嫌な苦さは無く、胃腸薬にも使われる滋味あふれる苦みが心地いい。
これは、ダリやピカソが愛飲した事でも知られる。



2019-5-15 追記






最終更新日  2019.05.15 09:50:18
コメント(0) | コメントを書く


2018.04.22
カテゴリ:
昔、宴会となるとアメリカのカルロロッシという、
3Lの大瓶入りの安いワインを持ち込んでいた。

当時の宴会というと、酒はビールか熱燗に酎ハイ。
ワインというと高価で高級品のイメージがあって、
ビールみたいにクイクイ飲むものではなかった。

それに国産の安ワインというと、
ワイン風のアルコール飲料とも言うべき、
赤玉スイートワインに代表される、
やたらと甘ったるかったり不味いものが殆どで、
今に比べてロクなものが無かったのも事実である。

のちに結構高価な国産ワインが、
混ぜていた輸入ワインのジエンチレングリコール混入事件で馬脚を現し、
いかにいい加減で出鱈目なものか世間に知らしめることになる。

これ以降、輸入ワインもチリ産のような安くて美味いものが入り始め、
やがて国産ワインの底上げに繋がっていくのである。

所で、地元には甲州ワインと信州ワインの1升瓶に入ったワインがあるけど、
これは日本酒の普通酒みたいなもので葡萄酒と言った方がしっくりくる。
大概は大手の日本酒同様に、樽買いの輸入ワインを混ぜた安ワインだけど、
これは普段使いのコップや湯呑で呑飲むワインである。
これはこれで雰囲気も好きなので、たまに買って楽しんでいた。


今では、1升瓶ワインから更にコスパの良い3Lワインに移行。
なるべく安い奴を捜して購入しているけど、
1升瓶と違いブドウの種類もはっきりしていて、
普段の食事の際の普段飲みには十分である。

今時、日本では不味いものは売れないので、
ある程度のものが生き残っているともいえる。

構造は、箱の中にプラスティックのバッグに入っていて、
箱の中から蛇口を引っ張り出して固定すればスタンバイ完了。

量が減るとバッグもしぼんでいき、常に光と酸素を遮断してくれるので、
味の変化も少なくて、ゴミの処分も簡単で実に楽である。
欠点はデカいので夏は白を冷やすのが大変と言う事ぐらいだ。

何年物のどこ産というのも良いのだけど、
客もいない普段の食事に、そんなものはもったいない。
大概のレストランのグラスワインが、
この手のワインであるけど十分楽しめるのである。


左のコンクエスタはスペイン産。
ビアンコ・シャルドネの白で、
味は水替わりと言っていいけど、
慣れると悪くない。

真ん中はチリ産のロスカロス・シャルドネ。これは結構良い。
右のチリ産のチュカロ・メルロも良かった。


左のオークリーフ・シャルドネは、カルロロッシ同様のアメリカ産。
店頭でプロっぽい人が瓶入りをまとめ買いしていたので、
どうやらグラスワインとして使われているようだ。
結構いけるワインだ。

右のスペイン産のガッリアは、安売りで1080円。
イベリア半島を代表するテンプラリーニョのワイン。
普段飲み用の赤ワインとして十分だ。


総じて南北アメリカ、
特にチリ産は、価格の面でもお薦め出来る。

格安で売っている日本酒の合成酒や一部のワインは、
焼酎に甘味料や化学調味料や香料を混ぜた紛い物で、
飲み込むのが苦痛なほど不味い。

しかし、こういう安ワインは、
樽買いでブレンドして売り出す元のワインが殆どだと思われ、
紛い物の合成酒とは違うものである。






最終更新日  2018.04.22 18:50:05
コメント(0) | コメントを書く
2018.04.08
カテゴリ:
諏訪地方の酒蔵は9つだと思っていたのだけど、
昨年、下諏訪の「御湖鶴」を買おうと思ったら、
売っていないのに気が付いた。

どうも昨年の春に蔵を閉めてしまったようである。残念至極。
ここは、ヨネシロという米を使った純米酒が好きで時々買っていた。
諏訪大社下社の近くにあり、黒曜石で有名な和田峠の伏流水がポイントであった。


かつては甲州街道の終点で唯一の温泉街であった下諏訪宿は、諏訪大社の門前町であり、
和田峠を越えると北国街道に繋がり善光寺へ、
塩尻峠を越えると江戸から京に通じる中山道に繋がるという場所で、
参勤交代の大名も宿泊した本陣が残る宿場町であった。

その甲州街道の終点で、温泉宿場として賑わった下諏訪宿は、
新潟からやってくる上り酒と、江戸からやってくる下り酒の交点でもあった。

これに負けないものを作ろうと頑張ったお陰で、
諏訪の酒は、かなりレベルが高い方である。
一番古い1662年創業の「真澄」は、
諏方以外に富士見にも蔵があり長野県でも一番の生成量を誇る。


ただ、個人的に普段は岡谷の蔵を贔屓しているので、
御湖鶴消滅は見逃してしまった。
これで、諏訪の蔵は8つになってしまったけど、
かつては茅野に、字は不確かだけど「大款」(たいかん)という蔵があった。
しかし、ここは大分前に仕込み水の井戸がダメになり廃業してしまった。


最近購入した諏訪の「本金」。
創業は1756年で、創業者が対称型の文字の形通りの裏も表もない商売と、
名前通りの金に値する酒作りを目指した蔵で、諏方で一番小さいけど良い酒を提供している。
個人的には諏訪の5蔵で一番好きである。

右の「麗人」(れいじん)は1789年創業の諏訪の蔵。
実は地ビールも作っていて、酒の仕込み水では足りないミネラル分を名物の温泉で補っている。



春になると楽しみなのが、こういう濁り酒だ。

左が1959年創業の「横笛」の諏訪のにごり酒。
炭酸がバリバリで生きている酒で、この時期のお楽しみ。
置いておくと味が変化するのも面白い。

右が麗人の「紅麗花」。
ピンク色のにごり酒で、これも春のお愉しみである。
甘さと酸味のバランスが絶妙でお見事。
放っておくと透明なピンクと白に分離する。



諏訪の5蔵の一つで、創業1894年の「舞姫」は、
2014年以降に新生「舞姫」として頑張っている。
本醸造の辛口 静は、冷でも燗でもいける良い酒だ。

茅野の「ダイヤ菊」は小津安二郎監督の御指名だった。
1717年創業だけど、酒作りは1914年以降。

創業1871年で岡谷の「高天」は個人的に好きな蔵で、
純米辛口は飽きの来ない常備酒である。

創業1867年で岡谷の「神渡り」も好きな蔵で、酒の王・神渡りというのがキャッチコピーだった。
一時は地味で存在感が薄くなったけど、2000年から若い世代により復活。
豊香シリーズと季節商品が面白い。

追記:下諏訪の「御湖鶴」は復活して、2019年には酒屋さんで買えるようになった。






最終更新日  2019.09.24 09:54:49
コメント(0) | コメントを書く
2017.12.29
カテゴリ:
殆ど地酒で十分なのだけど、時々他の地域のお気に入りを酒屋さんやネットで買っている。
ここ数年は、毎年年末になると奈良の酒を取り寄せている。

奈良酒は、日本における生成量のトップ1,2を誇る兵庫と京都に近いから、
何となく良い酒がありそうな気はしていたけど、奈良を旅行した時に居酒屋で呑んだのがきっかけで、
翌日には早速酒屋に行って何本か自宅に送ってからのファンである。

そこら中に歴史的なものが当たり前のように転がっていて、
寺院も開放的で写真撮影も好き放題な奈良は、
割と静かで居心地が良いのでお気に入りである。

一説には清酒を作り上げたのが奈良酒で、
最初に酒が寺院で作られたというのも、
ベルギーの修道院で作られるトラピストビールと重なって、
何となく特別な地域の酒というイメージがある。

最近は余り見掛けなくなってしまったけど、
醍醐酛造りという生米から造る古い醸造方法の酒には感動した覚えがある。

今年我が家にやってきた奈良酒。どれも個性的で、他の酒では味わえない。
しょっちゅう買うわけではなく、生酒を味わえる寒い時期の年に1回だけの贅沢である。






最終更新日  2017.12.29 17:30:07
コメント(0) | コメントを書く
2017.10.29
カテゴリ:
秋になって楽しみなのは食べ物もあるけど、
酒もワインの新酒とか、ひやおろしなんかが出てきて嬉しい季節である。

左の2本が毎年楽しみにしている塩尻ワインの新酒。
元々辛口だけど、今年は一段と辛口だと思う。
無添加でフレッシュな果実香が特徴。ボジョレーは要らんな。

右の1本は家では常備している、諏訪の地酒「高天・純米辛口」のひやおろし・生バージョン。
諏訪には9つ蔵があって、各々特徴があるけど個人的には「神渡り」と共に岡谷の蔵が好きである。






最終更新日  2019.11.14 11:24:56
コメント(0) | コメントを書く
2017.09.17
カテゴリ:
安ワインは色々買ってきたけど、
普段飲みに関してはコノスル(南の円錐=南米の形)というチリのワインが殆どである。
コノスルは、チリで1993年創立の自転車ラベルのワイン。

CO2排出を抑えるために労働者の移動に自転車を使い、
1998年から、害虫や雑草対策に羊やガチョウを動員して、
非自然的なものを極力排除しようともしているのも特徴である。

ここはブドウ品種(セパージュ)ごとに自社畑を有していて、
そのブドウだけでも色んな種類があって選ぶだけでも楽しいのだけど、
一番のお気入りはオーガニックのシャルドネ。
もうシャルドネの白は、取りあえずこれがあれば十分である。






最終更新日  2019.11.14 11:19:01
コメント(0) | コメントを書く
2017.08.11
カテゴリ:
長野県産の国産薬用酒の雄、養命酒はTV・CMでも有名だけど、
古くは徳川家康公に献上され、赤穂浪士や山本五十六長官も愛用した。
特に冷え性に良いらしいけど、今では第二類の医薬品扱いで、未成年者でも酒に該当しないらしい。

所で、海外でもこうしたものは多数存在していて、
チェコのプラハの居酒屋で、ビールを飲んでいると、
これも体の為に飲んだ方が良いぞと、必ずショットグラスに入ったリキュールを勧めてくる所がある。

あれが、有名なベヘロフカという名前である事を知ったのは大分後だけど、
ビールの合間に飲む、甘い薬酒はアルコール処理に忙しい、
肝臓に必要な糖質補給としても悪くないと思う。


ドイツのイエーガーマイスターは、実に56種類ものハーブを使用した赤いリキュールだ。
その色とラベルのせいで、鹿の血液入りとも噂されたらしいけどナンセンスもいいところ。
ナチスが台頭して国力が充実していた1935年に登場。
体中にしみこむような感じの、お湯割りが一番いいと思う。人によっては養命酒以上らしい。



フランスのスーズはピカソやダリのお気に入りで、
西洋ニンジンとも言われるゲンチアナの黄色いリキュール。
甘苦いけど、嫌な感じはなく、その奥にある滋味が好きである。オンザロックが良い。


ベネディクティンDOMは、ブランデーベースの長寿の秘酒として、
1510年に修道院で作られたのが始まり。
フランス革命でレシピは失われたけど、1863年に復活という世界最古のリキュールである。
どんな味かと思うと、恐ろしいほど甘い。砂糖が貴重だった頃に、これでもかとぶち込んだという感じ。
酒の途中で何か甘いものが欲しい時に、思い出して引っ張り出すけど、正直にいうと全減らない。






最終更新日  2019.11.11 10:06:34
コメント(0) | コメントを書く

全17件 (17件中 11-17件目)

< 1 2


Copyright (c) 1997-2021 Rakuten, Inc. All Rights Reserved.