カテゴリ: 藻緯羅の放談
東京・世田谷区で、隣人殺人事件が起こった。
隣人は、好んで隣人になるわけではないから、 トラブルが起こりがちなのは、当然の理である。 この種の事件で、 コメンテーターが、しばしば口にするのは、 今は、地域から「世話役」が消えた... しかし、 その原因に関して、言及することは少ない。 藻緯羅が考えるに、 警察が民事不介入を放棄したことが、 その端緒ではないかと... ご近所トラブルは、典型的な民事である。 公権力が介入しないとなれば、 自分たちでなんとかしなければならない。 解決への意欲も、意思の強さも違ってくる。 ご近所トラブルは、 早期発見・早期対処が、解決の王道である。 警察や行政頼みが、対処を遅らせる??? しかしながら、 今回の根っ子には、別の大きな社会の流れが、 あることも確かなように思われる。 持ち家にしろ、借家にしろ、 あの地域のあの家に引っ越してくるには、 よほどの理由があったと推察される。 テレビのアンテナや、植木鉢の様子を見れば、 あの家は、ゴミ屋敷同然だったのではないか? もともと、住まいには不適当だった??? 近所の方は、 本音では、あの人が引っ越してこなければ... そう思っているような気もするのである。 元警察官は、 「元警察官の俺が...」の思いが強過ぎて、 迷い道に入ってしまったのでは... それでも、 「相棒」の決め台詞が当てはまるのは、 当然の理である。 ところで... いじめ問題では、 「命の尊さ」が、マスコミを席巻するが、 隣人トラブルでは、そういうことは少ない。 この違いは、なぜなのだろう??? 「いじめ」も、 隣人トラブルの一形態ではないだろうか? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2012.10.12 05:10:26
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