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カテゴリ:モンゴルへ出発!
このブログは、読者の方にハラハラ、ドキドキしてもらおうと書いてるわけではないのですが、どうも段々そんな気分になって気ました。
事実は小説よりも・・・というほど大袈裟なものではないですが、1か月前にこのブログを始めた時とは、かなり見込みや状況が変わってきているのは事実ですし、今もまだその中にいます。 昨日の学部長からのメールを受けて「これで来週出発が確定したな」と思ったのは、昨日のブログに書いたとおりです。実は、学部長とは9月10日を渡航目標に設定していました。ですが・・彼からのメールの後、事務担当のDr.Bから、全然違う内容のメールが届いたのです。 「書類一式を大学内の対外交渉部門に引き渡しました。その時に、その担当者に「今後は文部省と労働省の許認可を得るのに10日はかかる」と言われました。」と書いてあるではないですか! なんだこりゃあ!と思いました。学部長からメールが届いて、まだ1時間しかたっていませんでした。私は、先ほどの学部長からのメールと全然違うじゃないかという旨の返信をしました。 でも、段々慣れてきました。Good news とBad newsが錯綜しているときは、Bad newsの方が真実だということを。そして夜になって学部長から「I must apologize to you for my wrong information. 」で始まるメールが届いたのです。 「今期モンゴル国立大学にやってくる他の全ての外国人教員も同じ日程でしかビザは下りない。」というのも書いてありました。私と同じように、混乱している人が他にもいるんだなと、でも何の慰めにもならない情報だなと思いました。 内容的には、ビザを取得するにはまず文部省の許可を得て、次に外務省の許可が必要だというのです。そんなの当たり前すぎて、その過程をどうこう言う気にもなれません。 それよりは、「そんなこと、あなたは今まで知らなかったの?」と「今まで一体何してたの?」という気持ちになりました。 ですが、以前のメールにも書いたように、そんなことを突っ込んで聞いても途上国では何も役には立たないと思っています。そう、このいい加減さも楽しまなくてはならないのです。日本にやってくる外国人がよく口にする言葉「Be patient」の心境です。 そう、耐えなくてはならないのです。私は、怒りに満ちたメールをすぐに返信するのを止め、一晩寝て落ち着いてから書かないといけないなと思いました。 「そうですか、それは残念ですね。貴殿のご事情、よく理解できました・・・」なんてメールを明日は書けるかな、と思って寝ました。 郵便局への集荷のお願いも、結局止めてしまいました。前回8月中旬に送った荷物とは、結局1か月以上対面できません。ここで、また送るとなると、更に自分の身近な荷物と長期分離してしまうリスクがあるからです。 この時、ポリシーのない日本語が頭に浮かびました。「三度目の正直」これはポジティブです。でも「二度あることは三度ある」はどうなのよ?結局、どっちに転んでも、諺は当たるようになっているのでしょうか?私の解釈が間違っているのかな? あー、どうしよう、またしても延期手続を取らねばなりません。人生、ここまで中途半端な時間を過ごしたことはありません。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008.09.05 08:51:23
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