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田崎正巳のモンゴル徒然日記

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2010.12.24
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メリークリスマス!!

皆さんはどのようなクリスマスイブを過ごされたでしょうか?

モンゴルは年末のパーティを「新年パーティ」と言ったり、「クリスマスパーティ」と言ったりしますが、日にちには全然拘ってません。

「日本ではクリスマスはいつ祝うのですか?」と聞かれたこともあります。最初は良く意味がわかりませんでした。

「クリスマス?それは24日か25日だろう」と言うと、「そうですか、私たちは31日にクリスマスパーティをやります」と言われたこともあります。

それじゃあ、クリスマスじゃないだろうとは思いましたが、そこはモンゴル。あまり細かいことは気にしません。

この時期のクリスマスパーティ、あるいは年末パーティ(モンゴルでは新年会と言います)で、日本と一番違うのは、その派手さです。

女性陣はここぞとばかりに、超ど派手なパーティドレスを着てきます。日本で言えば・・・うーん、キャバクラのお姉さんの出勤風景って感じでしょうか?

そんな服、他でいつ着るの?って感じのパーティドレスに身を包んでいます。この季節ですから、当然寒いです。でも、ドレスはまるで夏のような露出系です。

なので、分厚いコートの下に派手なドレスを着ているのです。日本のバブルの頃はいざ知らず、最近の日本では普通の忘年会や会社のパーティでは見かけないほどの衣装です。

ですから、日本人主催のニューイヤーパーティ(日本名:忘年会)に初めて呼ばれたモンゴル人女性は、場合によっては「場違い?」な思いもすることがあるようです。

派手なパーティだと思って、とびっきりのドレス着て行ったら、日本人らしい、単なる飲み会?といえるような忘年会だったりするからです。



私も学生らが主催するニューイヤーパーティに出ましたが、モンゴル人のみならず、ロシア人留学生も中国人留学生も、かなり派手な衣装で、華やかでした。

もちろん、それは女性だけで、男性はどこも似たようなもんで、大した差はないです。


モンゴルでは、男女のカップルにとっても、24日が特別な日という意識はないようです。今の日本はどうか知りませんが、以前の日本は、「24日は誰とどう過ごすの?」みたいな強迫観念があったように思います。もっとも、私はそんな感覚は持ってませんでしたけど。


先月下旬に帰国して、昔の仲間と「私の歓迎会兼忘年会」をやろうと、友人が日程調整してくれました。

ですが、さすがに皆さん企業の中堅幹部のお年頃です。なかなか6人全員が一致するという日はありませんでした。このままじゃあ、年内は無理か、と思うほどでした。

で、私が恐る恐る「ご家庭持ちの皆さんは難しいでしょうけど、私は一応24日は大丈夫です」とメールで書くと、他の友人からも「私も24日なら大丈夫だよ。もう子供とクリスマスってこともないし」と返信がありました。

結局、他の皆も「24日なら空いている」ということになり、この日に飲もうということになりました。

題して「オヤジイブ」。

当然、お店も素敵なカップルの邪魔をするわけにもいかないので、オヤジ系居酒屋で乾杯となりました。

というわけで、今日は学生時代の仲間と楽しく過ごしました。いつものことながら、昔の気のおけない仲間とやるのは楽しいものです。

ただ、私がちょっと気になったのは、「今更、家族でクリスマスなんてないし、俺がいなくても大丈夫だよ」と言ってた人の声に流されて、本当は家族でイブを楽しみにしていた人もいたんじゃないかと、ちょっと心配です。

なかなか「俺は愛妻と過ごすんだ!」とはメール上では言いにくいでしょうからね。

楽しく過ごしての帰路、家まで歩いて帰りましたが、意外と男だけのグループが飲み歩いているのも多いなと思いました。

しかも、オヤジ系じゃなく、若い人たちです。これでいいのかな?婚活は、大丈夫なの?なんて余計なことも考えたりしました。

何はともあれ、友人らのご家族の犠牲(?)のもとで、楽しいオヤジイブを過ごすことができました。

一緒に過ごしてくれた友人とその家族に感謝です。明日はみんな家族で安らかにクリスマスを過ごして欲しいと願っています。





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Last updated  2010.12.25 01:00:26
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