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田崎正巳のモンゴル徒然日記

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2015.01.30
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この中の一つがBさんのハウスです。


img_2[1] (6).jpg



  • Bさんのハウスです。大きさは40-50平米でしょうか?1ベッドルームにリビング、そしてテラスルームがありました。



    ウランバートル近郊にしては珍しく緑がいっぱいでした。近郊の多くは草原ですので、なんだか日本の長野県辺りに来てる気になりました。動物や鳥もいます。




    img_3[1] (7).jpg


  • ハウスの隣に住んでいるリスです。さすがにウランバートル市内には野生動物は見かけません。




    しばらくすると、イタリア人のRさんが奥さんと二人でやってきました。早速4人でカードを始めました。テラスルームは明るくて気持ち良かったです。ビールを飲みながらワイワイ話しながらやりました。

    ゲームはポーカーです。結構皆真剣に始めました。私はポーカーなんて10年ぶり?いやもっとやってないかも?いきなり始めても、ルールがよくわからないので、戸惑ってしまいました。ツーペアとフラッシュはどっちが強いの?スリーカードとストレートはどっちが強い?

    そんなルールを確認しながらやってましたが、どうも今までやったこともないやり方が続きます。イタリア人のRさんに聞きました。

    「ごめん、私はあまりポーカーのルールは知らないんですが、こういうカードの捨て方は初めてです。これはヨーロッパ式?あるいはイタリア式なんですか?」と聞くと笑いながら「モンゴル式だよ。私もモンゴルへ来るまでこんなルール知らなかったよ。」と笑ってました。



    楽しくやっていると、どこからともなく(というか、同じサマーハウスの近所の人たち)たくさんやってきました。皆女性で、どうも奥さん連中のようです。

    私たちがカードやってるのを見て「一緒に混ぜて」と入ってきました。テーブルに所狭しと座って、一層賑やかになりました。子どももやってきて、何が何だかわからないくらいににぎやかになりました。



    img_4[1] (6).jpg


  • サマーハウスに来ている子供です。



    誰もが英語を話せるのには感心しました。Bさんによれば、大体ロシア語と英語は話せるんだそうです。イタリア人のRさんがいてくれたので、モンゴル語だけの会話にならずに私も参加できました。

    夕方6時近くになり、ポーカーが一段落すると今度は別の人(一緒にポーカーやってた奥さん)のハウスに移動し、バーベキューを始めました。ワイン片手にバーベキューです。

    うーん、これが途上国の姿なのか?確かにこの人たちは平均的なモンゴル人の生活ではないですが、かといって大金持ちでもないそうです。

    金持ちはもっと大きなサマーハウスに住んでいるそうで、こういう建売はミドルより少し上レベルが多いとのことです。いつもながら、一人当たりGDPと生活レベルがぴったり来ない国だなと感じました。

    このポーカーやバーベキューで感じたことは、なんとなくヨーロッパ人みたいだな、と思いました。もしこれが日本だったら・・・軽井沢辺りの別荘にロシア人の友達でも連れて行ったらどうなるでしょう?


    周りは奥様連中です。「いつ日本に来たの?」「何しに来たの?」「どんな仕事してるの?」「結婚してるの?」「日本は何回目?」「日本語できるの?」「年齢は?」など、質問の嵐がきそうです。

    でも、私は奥さん連中4-5人と数時間過ごしていましたが、誰もそんな質問しません。個人的な領域には全く立ち入ろうとしない雰囲気なのです。

    かといって無視しているわけではなく、とても気を使ってくれてました。ヨーロッパで経験した雰囲気に似てるなと思いましたね。



    Bさんが、市内で出なくてはならないパーティがあるのだそうです。バーベキューの途中でしたが、私たちは皆に挨拶して再びウランバートル市内へ向かいました。

    私に「2-3時間ほど街をぶらぶらしててもいいですが、よろしければ一緒にパーティ行きませんか?」と言ったので、行ってみることにしました。

    (完)





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    Last updated  2015.01.31 08:39:16
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