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田崎正巳のモンゴル徒然日記

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2018.12.18
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先週モンゴルのフレルスフ首相が来日してました。私の先日のブログの内容はモンゴル語に翻訳され、首相側近を通じて首相に伝えられたと聞きました。

私は同行者に、「トップが会ってきちんと話すことが重要。この話で安倍さんに直接訴える首相や大統領なんていないのだから」と。

そして「もしかして8か国目はもうネパールあたりに決まっているかもしれない。でも構わない、騒げばいい」とも言いました。

騒ぐというのは、安倍さんや日本政府に「どうしてもモンゴルも入れてほしいと言い続ける」という意味です。

私はこう言いました。「8か国なんて別に決まっているわけでもない。役人が適当に言っただけの数字だから、安倍さんからすればたった300万人のモンゴルが入ろうが大したことない。8を9にするだけのこと」と言いました。

ただ、この「是非ともモンゴルも入れてほしい」という情熱がどれだけフレルスフ首相にあるかはわかりませんが、同行者レベルには私の意図は十分に伝わってました。

会談後に「どうだった?」と聞きましたが、さすがにすぐにはわかりませんでした。ですが、実務者会談の時にも必ずそのことは話題にすると言ってました。

私は「9番目で十分。人口の多い8か国と、留学生比率ナンバーワンのモンゴルをプラスワン」で行くしかないだろうと、最後の戦略を伝えました。


そして今朝の新聞です。

「新在留資格による受け入れ対象はは当面、9か国とする。当初はベトナム、中国、フィリピン、インドネシア、タイ、ミヤンマー、カンボジアの7か国に1か国を加えた8か国を予定していたが、ネパールとモンゴルを加えた。来年3月までに9か国と協定を結ぶ。」

やりました!記事を見た時、なんだか落ちそうな試験の合格通知を聞いた気分でした。もちろん、この制度が即バラ色だなんて思ってはいませんし、今までも何度もこの仕組みの危うさを書いてきました。

でも制度ができたなら、やっぱり「モンゴルは対象外」となるのは嫌です。そういう意味では、とにかくスタート9か国に入れて良かったです。

当初の7か国のうち6か国は人口5千万人以上です。そこにカンボジアの16百万人。人口で言えば、残りの1枠をバングラディシュ1億6千万人、ネパール29百万人、スリランカ21百万人辺りで争ったことでしょう。

この中ではネパールに決定。バングラディシュはモンゴルとトップを争う「不法滞在比率の高い国」ですから、それも一因かもしれません。

「人口300万人」とこれらに比べ極端に少ない上に、「不法滞在比率ナンバーワン」のモンゴルが最後に滑り込めたのは、やはり8か国プラスワン戦略が当たったんだと思います。

「モンゴルからの日本留学生は対人口比で世界一」「二か国EPAを重視せよ」「首相直々の訴えはモンゴルだけ」の3点セットが功を奏したと思います。

蛇足ですが、今回ばかりは私の入れ知恵が相当効いたと、自賛しております。というか、私が事前に知らせなければ、そもそもモンゴル側は8か国のことも知らなかったのですから。

先ほどモンゴルへこの「モンゴル当選!」ニュースを伝える新聞のページを送りましたので、今日中には翻訳されて多くの人が知ることとなるでしょう。そうなれば、ここ10年ほど沈んでいた日本ブームが起こるかもしれません。

日本語学校や労働者派遣会社(悪徳業者は退場してもらいたいですが)は、年明けから忙しくなるでしょう。ビザ用の日本語の試験も行われるでしょう。今後の展開に注目です。





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Last updated  2018.12.18 13:07:37
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