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田崎正巳のモンゴル徒然日記

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2021.05.02
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カテゴリ:世界とモンゴル
日本の外務省が、インドにいる邦人に対して「一時帰国を含めて検討するように」と要請したとの報道がありました。

5月1日の感染者数が40万人を超え、更に1日のコロナによる死者数が3000人を超えたとの報道を見ると、まさにこれは戦争だなと思いました。いくら人口が日本の10倍以上あるとはいえ、半端ない数字です。

累積死者数は日本は1万人を超えたところですが、インドは既に20万人です。世界最大はアメリカが57万人、次がブラジルの40万人ですから、これらはかなり大きな戦争による死者数のレベルです。

ちなみに、アメリカの第1次、第2次世界大戦の戦死者数の合計に朝鮮戦争での死者数を加えても55万人くらいとのことですから、この大きな3つの戦争の合計よりもまだ1年半しかたっていないコロナによる死者数が多いというのは、本当に大惨事と言える状況です。

で、現在のインドです。インドの感染者数は4月中旬までは人口比では東京よりも低いくらいの水準で推移していたようですが、ここ2週間ほどで爆発的に増えたようです。

インドにいる同郷の友人に大丈夫かと連絡するとやはり大変な様子でした。4月中旬までは「東京よりはまし」という水準で過ごしていたようですが、2週間で急増し「恐怖を感じる」状況に陥ったようです。

ワクチンは日本よりは進んでいるようですが、彼は3月に1回目のワクチンを接種したけど、4月になって急激なワクチン不足になって2回目の摂取はキャンセルされたそうです。

現地の社内にも当然感染者が出てしまい、その中には日本人もいたとのことです。会社としては4月下旬に既に帰国の意思決定はしていたそうです。実は昨年もコロナ発生時には一時帰国していたので、今回が2度目の緊急帰国ということになります。

しかし簡単には実現しません。その一番のネックが「日本の外務省指定書式による陰性証明の発行」というのですから、日本の外務省はこの期に及んで「この書類の形式が違う」とか言って、認めなかったということです。

死ぬか生きるかの緊急性よりも、外務省の役人にとっては「書類形式がちゃんと整えられているか」が重要だということです。一体、誰のお陰で給料もらっているのかわかっているのでしょうかね?

インドからはどうやって日本に来るのだろうか?直行便はあるのか?恐らくあすとすれば、シンガポール便や中東便などを使ってくるのだろうか?と疑問を聞いてみると、なんと既にアメリカもヨーロッパもシンガポールを含む東南アジアも中東も全部インドからの飛行機乗り入れを禁止しているんだそうです。これでは完全にインドは孤立してしまったということです。

日本とインドは協定があり、週に数便はまだ飛んでいるとのことです。が、ギリギリまでコロナの検査をするため、希望者全員が本当に日本に帰国できるかはわからないようです。仮に陽性が出たら、そのままインドに留め置かれることになるのでしょう。

モンゴルも昨年はかなり感染者数は少なかったのですが、最近は普通に1日1000人を超えています。日本との人口比で計算すれば1日4万人程度ということになり、かなり高水準です。

累積で見てもモンゴルの感染者数は現在4万人弱で、日本の60万人強に比べると人口比を勘案すれば、日本の倍くらいの感染状況となっています。ですがワクチン接種は日本よりもずっと進んでおり、ウランバートル市内でも田舎の県や村でも既に2回摂取した人は結構いるとのことです。日本では一般人は未だゼロであることを考えると、日本よりはましのようです。

インドは病院での酸素不足により、スズキやトヨタの自動車工場が止まるという事態に陥っており、本当にこのまま「生き地獄」のような状態が続くのか心配です。

干ばつなどによる飢饉が続いてた時に、お釈迦様が登場した時のような救世主は現れるのでしょうか?





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Last updated  2021.05.04 14:03:40
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