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カテゴリ:日本の生活(イベント、季節)
先ほどアップした後、再び現地を訪れる用事がありました。まだ続いているのだろうと見ると、さっきよりも更に増えているように見えました。
この通りには先ほどは行列はなかったのですが、凄い数です。ちなみに献花台受付最終時間である4時は過ぎています。 先ほど通ったところですが、さっきはこんな感じでした。 行列が手前まで来て、こちらから見て右のほうに折れているのがわかります。 ですが、その数時間後は ちょっとわかりにくいですが、手前に向かっていた行列は、右のほうに曲がらずにそのまま直進しています。 要するに、このうねうねのう回路は生き物のように動いているのです。近くの警察官に「さっきと違いますね?」と聞いたら「どんどん増えるので、小さな迂回では間に合わないのです」と言ってました。 通り道にある花屋さんはご覧の通りです。 全て売り切れでした。 皆はどこを目指すのかと言えば、この道です。 これが九段方面に向かう道です。 ですが、半蔵門駅で降りても、ここへたどり着くのは容易ではありません。先ほどまでは半蔵門界隈でくねくねと回っていたのですが、どうやらそれでは追っつかないようです。 半蔵門駅付近くねくねの後に、この道に来るならわかりますが、その行列がどんどん違う方向に伸びているのです。 これは手前が半蔵門駅に向かう行列で、向こう側は四谷方面に向かいます。つまり、四谷方面に行って、どこかでUターンをして戻るのです。 行列は、半蔵門駅から始まり、半蔵門界隈をかなりうねうねと迂回した後に九段方面に行くことなく、新宿通りを麴町駅方面に行きます。その麹町方面を過ぎ更に進むのです。 目指す九段とは反対方向を歩き、遂に上智大学の前まで来ています。 ようやくUターンポイントに来ました。 この歩道を渡って、ようやく半蔵門駅方面に「戻ることができる」のです。 場所は、四谷駅前交差点でした。 今日の献花者の方々の動きはこうなんでしょう。 日本武道館へ向かうため、地下鉄九段下駅で降りた。が、なぜか半蔵門駅に移動してくださいと言われた。半蔵門駅に来てみると、すごい行列。ここから九段まで遠いなと思いながら歩くと、全然違う方向へ。 半蔵門界隈をくねくねと似たような場所を何度も迂回させる。そして挙句の果てに、隣の麹町駅を目指す。ところが、行列は更に四谷駅まで続き、そこでようやくUターン。やっと九段を目指す行列になった。でも、非常に遠い。 机上で計算すると、歩いた距離は迂回などを考えなくとも5km程度はある。実際には6-7km程度は歩かされたのではないかと思います。 私が強く感じたのは、日本人の我慢強さ、協調性。道路や信号などで行列は頻繁に寸断されるのです。つまり前との間隔が空いて、インチキで入り放題にも見えます。ですが、そういう光景は一切ない。争いもない。不満で声を荒げる人も皆無。 四谷交差点で管理の人が「4時間はかかります」と大きな声で呼びかけていたが、誰も抜ける人はいない。四谷で4時間なら、スタートの半蔵門からは少なくとも5時間はかかる。トイレはどうする?立ちっぱなしで嫌にならないのか?お年寄りもいるけど、5時間も大丈夫か? あまりのお行儀の良さに、モンゴルで聞いた言葉を思い出した。「日本人は羊のようにおとなしく、指示した通りに歩く」と。こんなに大人しく行列を作れる国民はどこにいるのだろうか? モンゴルは無理。もうガンガン、列の途中から入ってくる。フランス人も無理。おとなしく当局の指示に従うという姿勢がゼロ。アメリカ人は?中国人は?どこも無理でしょう。やはり羊になれるのは日本人くらいでしょう。 それにしても、なんで皆さんこんなとんでもない行列に大人しく並んでいるのでしょうか?安倍さん?そんなに凄いの?私は凄いと言われる安倍首相を知らず、インチキ臭く嘘つきな安倍さんしか知らないから並ぶことはできないけど、皆はそんなに好きなんでしょうか? 皆さんの行動力と忍耐力を見て、さすがにちょっと驚きました。 さすがに4時半を過ぎるころには 最後尾が見えてきました。この人たちは、これから5時間くらいなんでしょうね。でも、今日中には間に合いそうです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2022.09.27 17:51:20
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