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創生陸玖の『Learning Journey』

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2023/01/13
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カテゴリ:未来考察

これまでの時代、人間の得意不得意は削られ、埋められてきた時代だったと言えます。それは、これまでの社会が人の個性や性質を、そこまで必要とされていなかった時代だからでした。社会は「表層的な均質」を求めていたのです。

 

しかし、人間はそもそも得意なこと、不得意なことがあるのが普通です。凸凹していることが当たり前だと言えます。

 

それを、凸は削られ、凹は埋められることを長く続けていれば、心身に支障をきたす人も出てくるのも当然と言えるでしょう。

 

時代が変化していく中では、考え方も変えていかなければなりません。では、多様化していく時代に、考え方をどう変えていけばいいのでしょうか。

 

結婚式の引き出物の変化

時代が多様化している、という例えでわかりやすかったのは、結婚式の引き出物です。

 

以前の結婚式の引き出物は、記念の品としての意味合いもあり、全員に同じ品を贈っていました。そして、大荷物を持ち帰るほど縁起が良いとされていました。ですから、豪華な食器を持ちきれないほど(?)招待客へ贈られていました。

 

しかし現在ではほとんどがカタログギフトです。カタログギフトであれば、品物を選べるし、その人の好みで贈れるということです。

 

このような結婚式の引き出物を見てみても、「選択」ということがよりパーソナルになってきたと言えます。時代も「人それぞれの選択」がより一層大事になってくるのです。

 

固定観念を変えていく必要があるのか?

時代によって人々の価値観や考え方が変化していくと、「今までの正しさ」を持っているがゆえに、苦しさを味わうことになります。

 

これまでの社会では、「みんな均質」「凸凹をなくし真四角になる」などの考え方が大切でした。ですから、会社の人事の役割は、みんな均質でいるかを「見張る役割」でした。これが誤った正義を作り出していたとも言えます。

 

しかし、時代が変われば人事のあり方も変わらなければなりません。では、どう変わるのか。

 

これからは、人の凸凹(得意不得意)を良く理解できて、その配置がうまくできる人が、人事に必要になるでしょう。しかし、もともとは人事とはそういう役割です。見張り役ではないのです。そしてその変化は、個性を出していかないと生き残れない時代になるとも言えます。

 

どのように教育は変わっていくのか?

では、その中で教育はどう変わっていくのでしょうか? ある仮説では、教育は次のように変わっていくと言われています。

 

国民教育(服従心と団結力)

 ↓

市民教育(個性と競争)

 ↓

フラタニティ教育(美=友愛民、分配と共生)

 

国民教育とは、現在の日本の教育です。市民教育は、競争に打ち勝てるような個性を伸ばす教育です。フラタニティ教育とは、周りと繋がり、繋がる中で自分を目立たせて、周りに評価させて、評価経済の中に自分をおとしこめるのか、を学ぶ新しい教育の形です。

 

教育も個性を重視したものに、より変わっていくことになるのです。その中で人との繋がりを学んでいくことが、大事になってくるのだと思います。

 

 

それでは読んでいただき、ありがとうございます。

 

 

【参考文献】

・岡田斗司夫さんのいう「フラタニティ教育」をそろそろはじめませんか

・(YouTube動画)【宮台真司「日本はインチキ先進国」】クソ社会だからこそ世界の先例に/ギリシア的世界と宮台氏の育児論/教育の失敗が良い結果を生む?/宮台氏と安藤氏が考える「次世代の育て方」










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Last updated  2023/01/13 07:30:07 AM
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