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カテゴリ:世田谷区
これまで1,2度散歩がてらに下車したことがある程度でまるで地縁のない千歳烏山駅で飲む機会がとうとう巡ってきました。上司のM氏が一緒ですが,M氏はあまり酒を嗜まない人なので一軒ご馳走になってから町をぶらぶらしてみることにしました。
まずはM氏お勧めの「やきとり 仲屋」に向かいます。ごくありふれた一軒家の焼鳥屋で,昨年改装したため,店そのものからはさほど個性を感じ取ることはできません。それでも壁一面に貼られた品書きの豊富さとアミレバやのどぶえ,タン入りつくねなどのこだわりのありそうな肴には只者ではない感じがあります。店主はまだお若くてちょっと意外の念だったのですが,非常に態度も丁寧でしかも勉強家です。祐天寺の「忠弥」や東十条の「埼玉屋」,立石の「宇ち多゛」,十条の「斎藤酒場」などなど各地の酒場について静かにしかし熱く語ってくれました。うれしくなってこちらも調子に乗って王子の「山田屋」や東十条の「新潟屋」,赤羽の「米山」なんかについてお喋りしたら熱心に話を聞いてくれてメモまでとっておられました(こんな風に書いていてようやく思い出したのですが,滝野川の渋いオオバコやきとん店「高木」はやはり休業もしくは閉店されたんでしょうか,先日バスで通過したら店内が雑然としていました)。上司などはその姿勢を見て,お前の仕事にはこれが足りないんだなんて説教されたりしたのですが,楽しくて聞く耳持たず。出された肴はどれもひと手間きっちり掛けられていていずれもすごいおいしかったです。 品書:ビール大:579,チューハイ:330,中:260,焼物:94~,牛もつ煮込:399,ポテトサラダ:451 千歳烏山は日本で最初にスタンプカードを導入したことで知られるえるも~る烏山があるということは知っていましたが,時間のせいもあるんでしょうけど,人通りもありますが,帰宅を急ぐ人たちの流ればかりのように感じられました。居酒屋もあるにはあるものの琴線に触れるような古いお店には行き着けませんでした。 ただし,「仲屋」とは線路を挟んで反対側にある立飲み屋「なんで、や」はなかなか楽しいお店でした。ちょうど男子日本代表のサッカーを放映していることもあり,大変な盛況ぶりで,しかもいずれの方々も常連さんばかり。そういうこともあり,ぼくもアウェー感をひしひし感じながらの滞在となったわけですが,陽気な方たちが多く,楽しく呑むことができました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2013/02/17 08:32:31 AM
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