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カテゴリ:千葉県
![]() ![]() 夜もとっぷりと更けてきました。なのに北総線の旅はなおも続きます。思ったより乗り降りできておらず普通に乗車するよりは運賃がぐっとお得とはいえ、1,000円とはいえ出来うる限り活用せねば勿体ない。なので、上り列車は見送りまたもや下りの列車に乗車するのでした。向かったのは、白井駅です。この駅の近隣住民に知人が何人かいましたが、彼らはこれだけの運賃を払って日毎に都心と往復を繰り返しているのかと思うと感慨深いものがあります。もう少し古い町かと思っていましたが、沿線の他の駅と変わらぬ小奇麗な駅前でした。駅前には巨大なマンションがずらり並ぶのも変わりありません。ネットで見つけておいた酒場はここから10分以上はゆうに歩かねばなりません。このマンションの中を抜けて歩くのもゾッとしない話ですが、ここまで来て歩かぬのも虚しい。酒も入って足の痛みも徐々に麻痺しているからなんとかなるでしょう。 ![]() ![]() ![]() ![]() やがて辿り着いたのは「やきとり 愼八」です。果樹園に挟まれた暗い夜道が突如拓けて街道らしき道には大型のショッピングセンターがずらりと並んでいるのが見えます。そんな雑居マンションの1階奥に目指す焼鳥店はありました。手前にも似たような感じの居酒屋があります。もっとうらびれた様子を期待していましたが、来てしまった以上は入っておかねば馬鹿らしい無駄足になってしまう。店内はこざっぱりとしており、雰囲気は悪くありません。カウンター席に小上りのあるごく一般的な店の造りです。焼鳥屋なので当たり前ではありますが、焼鳥を中心にとり刺や唐揚げなどの鳥料理が充実しています。お隣の方の召し上がる品を見ると見た目に関してはなかなかにきれいで美味しそうです。でも値段がいい方の焼鳥屋の価格帯で、ケチな性分のぼくにはちょっとばかり注文するのに躊躇を強いられるのです。だから安い揚げ物を2品だけ遠慮気味に頼んだのですが、女将さんの視線が冷ややかなものに変わったのはけして気のせいではなかったはずです。それにしても他の客たちの豪快な注文っぷりはどうだ。一切のためらいを感じさせぬ勢いで夫婦がメニューの隅から隅へと辿っていき、それ2本、それ私いらないといった感じですさまじい量を注文するのです。呑み物が届いてもなお、とり刺やらを追加するのだから食欲と財力は底なしなのではないかと思うほどでした。よほど稼ぎがいいのか、そもそも将来にお金を残すつもりはさらさらないのか、いずれにせよその勢いに中てられてしまい、聞いてるだけで食べてるつもりになってしまったのでした。 追伸:なぜか呑み食いしたものの写真が見当たりません。見つかったらアップしますのでご容赦ください。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2017/11/10 08:30:06 AM
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