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カテゴリ:足立区
北千住については、もはや語るべき事はほとんど残されてはいないようです。まあ、これまでにしたところで北千住について語ってみせるよう振る舞ってはいたけれど、その実、相も変わらぬ個人的な雑感などを呟いていただけなのだから、結局は北千住という町と向き合ったことなど皆無なのかもしれません。ともかくも言えることは北千住という町をぼく自身余り好んでいないという事なのです。何故に巷間では北千住を斯様に持て囃すのかがぼくには常に不可解なのです。ならば行かねば良いではないかという最もな意見もあるけれど、それには聞く耳持たぬのであります。好むと好まざるに関わらず行かねばならぬ時というものが人生には付き纏うものであります。この道理は、きっとご理解頂けると信じたいのであります。いやまあ、今時の若者というのは呑みの誘いも平気で断るらしいし、そもそも呑まぬ事を自然とするを信条とかそういう重苦しい意思とは無縁に自明の事と弁えているらしいのだから、お話にならぬのです。まあ、そうした人達がこのブログを目に止めることなどありえぬだろうし、ぼくの身近にそうした人物はおらぬのだから気にすることなどではないのです。さて、ともかくも好きでもない北千住で呑む事になった以上は不愉快な気持ちに陥らぬよう無欲無心にて臨む事にするのでした。
ということで、とりあえず会合の前に「手作り居酒屋 甘太郎 北千住店」に立ち寄ることになっても何の不満もないのであります。会合の場所からも近いし、何よりまだ開けていない酒場も多いのだから選り好みなどせずにここを即決した上司の決断力にまずは驚かされるのです。しかし、店に入って驚かされる事になるのです。それはこのお店、店内が恐ろしくオオバコでしかも内装がチェーン店の居酒屋とは隔世の観があります。写真だといまひとつ伝わりにくいかもしれぬけれど、案外ユニークな内装が施されていて、もしかすると別な業態のお店を射抜いたのではないかと想像しました。「甘太郎」なんて10年以上来たことはなかったけれど、こんな雰囲気ではなかったと思うのです。まあ、これはあくまでも想像に過ぎず、どこの「甘太郎」でも似たような内装なのかもしれません。ここは焼肉屋仕様の店舗らしくて、本来であればそれを食べずに感想を述べるのもどうかと思うのですが、面白い店内だったのであえて報告しておきます。 さて、会合の会場は「イタリアンバル 2538(ニコミヤ)」でした。ここもまた実はさほど語るべきことはないのでありました。店名がニコミヤと読ませるのですが、別に煮込み料理のお店という訳でなく、極めてオーソドックなイタリアン風料理を呑み放題込みで3,000円というそこそこお手頃な価格で提供してくれます。料理は至って普通で、ぼくが手作りした方がゴージャスな味わいになるに違いありませんが、まあ普通にいただけるので文句はありません。呑み放題にはスパークリングワインも含まれていて、まあ近頃は安価で販売されているから格別ありがたがる必要もないのですが、ぼくはスパークリングワインも大好きなのでガブガブ呑めるのは非常にありがたいのです。でもけち臭い根性が災いして、やはり呑み過ぎでヘロヘロになってしまったのでした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2019/05/24 08:30:09 AM
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