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カテゴリ:荒川区
日暮里については、例の如くの町の紹介というか感想から始めるにも万策尽きており、これもお決まりの愚痴や悪口も芸のない繰り返しになりそうです。はてさてどう話しを切り出すべきか迷いに迷い、そしてもうお手上げということで逃げを売ってもあるのだけれど、この先も当分はこのブログを続けようと思っている以上はそれも上策とはとても言えなさそうである。と、こうした戯言でスペースを埋めようという意図も無くはないのでありますか、一応少しは律儀に語ろうという意図はあるので、ここで一度間を置いてキッカケが降りてくるのを待つことにします。しばらく待ってみましたが、何らひらめきが落ちてくる気配もないので行き当たりばったりで進めることにします。そうそう、日暮里駅の北、鶯谷駅駅寄りの一角の猥雑さについて書いておこう。といってもこの界隈の風俗事情に詳しいわけでは少しもないし、愛欲渡世を我が人生と決め込んだ者達ならば迷わず鶯谷界隈を目指すだろうから、日暮里駅前の犬種のような名を持つ、そな需要の目的が図りしれぬけれどとにかくずっとそこにあるホテルを取り巻く環境はけして上品とは言えぬ気がします。そのショボくて人だけはアジア限定だけれどインターナショナルな様子からは犬名ホテルの宿泊客を当て込んだものらしいと推測できるのであります。きっと表と裏のサービスを官吏や指定暴力団なんか網を躱すようにして巧みに生き抜いているように見えるのです。そんな光景が長く続いていたけれど、そんな地にも近頃、巨大資本による容赦ない手入れが始まり出したかのように思えるのです。この日立ち寄った呑み屋さんはそんな昔ながらの怪し気な連中とも無情な資本集団とも違った、ごく平凡な経営者が始めたお店のように思えるのです。
大体において「Foods Bar」っていう店名はいかがなものだろう。いくらなんでも出鱈目すぎやしないかい。だってねえ、例えばですよ、Foods Barってのは、言ってみれば居酒屋を捻って居食屋といった風に看板に屋号の前に書いてみた程度の立ち位置のものであって、普通なら「Foods Bar さかま」とかある程度の業態をお客に対して説明的に明示する役目を担っているものだろうと思うのだ。例えば、呑み始めて奥さんに電話して今、居酒屋で呑んでるのでちょっと遅くなるよ、なんて電話をしたとする。どこで呑んでるのと問われて、だから居酒屋で呑んでるんだってなんて答えたらどうなるか。これはもう収集がつかなくなる事が目に見えている。佐渡の相川にも今はもう閉店してしまったらしいけれど「居酒屋」という居酒屋があったようだけれど、あそこは他に居酒屋がないからこその特別な名付けの許される場所であるのです。仮にそれがFoods Barだとしても事態はさほど変わらぬ筈です。むしろ変に気取ったばかりに事はややこしい事になるかも知れぬのだ。後ろめたくもないのに窮地に追い込まれるとはなかなか困ったことなのです。とまあ、そんなぼく向きならざる店で呑んだからといって好き好んで野菜の肴ばかり頼んでしまうとは、けして珍しくも女性を伴ったからという訳ではないのだ。スリムな彼女ではあったけれど、ぼくも本当は野菜が大好きなのだ。でもだったらいつももつ焼きばかり飽きずに食っているのはどうしてなのだという問いには素直に値段が理由であると告白するに恥じらいはないけれど、それに加えて年に一度の人間ドックが迫っていることも大きかったのであります。ちょいとスカした店ではあったけれど、まず手頃で悪くないし、何より駅から近いのはとても便利です。 でも堪らずもつ焼き店に行ってしまうのですね。何度かお邪魔している「もつや」ですが、まさかまさかの長逗留。しかも女性は既に帰ってしまったというのに、男二人で一体何時間ここで過ごしてしまったのだろうか。アブラの存在を最近になって知ったその男は何と驚くべきことか、さの数時間でアブラ刺しを4皿も頼んでしまったし、もちろん串も頼んでいたので、ぼくがざっと計算したところでは、一軒目の5倍以上のカロリーを摂取したことになるのです。何と恐ろしい。結果、ドックの結果は惨憺たるものになってしまったので、この日を持ってこのブログも休止となるかと思いきや、そうはならぬのであります。でも店の外が明るいような写真は少しは減ることになると思うので、その点はご勘弁頂きたいのです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2019/09/30 08:30:06 AM
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