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カテゴリ:家呑み
通勤途中の高級スーパー、ここでしか買えないごく限られた商品以外はお高いのであまり買い求めることはないのですが、ワゴンで売られた見切り品のコーナーは立ち寄ると必ずチェックします。同じ生鮮食品でも品質にバラツキが生じにくいらしい肉類や魚介類は値引のシールが貼ってあるけれど基本的には視線を剥けることはありません。この店の商品としては安いけれど、普段使いのスーパーのそれでも5割増しの金額位の価格であります。その分、品質の差は明らかでありますが、こうした良質な食材に舌を鳴らすことに危機感を覚えるのです。ご老人たちはそんな現役世代の慎ましい買物ぶりなど見て見ぬふりを決め込んでいるのか値引シールが貼られる時間になるとどこかから湧き出してきてシールが貼られるのをじっと待ち構えるのです。驚くべきことにシール貼りの督促をする者さえいるのだ。われわれがシール付きの商品すら躊躇うことなどつゆ知らぬふりをして彼らは我先に商品に手を伸ばすのだ。そこそこの年金+αと予想困難の死までという限定付きではあるけれど可処分時間の割合の大きな彼らには是非とも定価にて購買することを推奨したいのだ。ぼくなどにはせいぜいが野菜程度にしか手が出せないのです。たまに隣接する果実の陳列も目にするがそうした贅沢品には目も暮れないのであります。その頃になるとレジには長い列ができていたりして、わずかに100円程度の買い物に5分とか並ぶことになるのであります。時は金なりなるフランクリンの金言はありますし、それなりの核心を突いた言葉ではありますが、時と金の価値は状況次第で異なるものです。レジに並ぶとわずか1点の商品のために延々と並ぶことを厭わない人が案外多いことが分かります。とさも忍耐のある男であるかの振舞いですが、実はぼくは並ぶことが大嫌いなのです。しかし、この夜は大好物を含む数点をまとめて買えたので大満足の見切り品買いとなりました。
![]() セルバチコと生ハムとグリーンオリーブのサラダ 【材料】 セルバチコ(一口大) 1袋/生ハム 80g/グリーンオリーブ(2等分) 10個/オリーブ油 大さじ2/バルサミコ・はちみつ 大さじ1/塩・胡椒・粉チーズ 適宜 【作り方】 1. 皿にセルバチコ、グリーンオリーブを盛って塩、胡椒し、生ハムをのせてオリーブ油、バルサミコ、はちみつをかける。粉チーズを散らす。 近頃、大ハマりのセルバチコです。一見するとルッコラに春菊を交配してみたいな見映えですし、味はルッコラを数段ハードビターにした感じでもう少量でもかなりの存在感がある葉物野菜です。以前のレシピでは千切って皿に盛ったのにパルミジャーノ、レモン汁、オリーブ油を散らした程度で食べたのですが、これが無っ茶うまい。今回はちょっとだけ贅沢して生ハムとオリーブを合わせてみました。工夫が足りないと思いはちみつも少したら~り。とんでもなく贅沢旨いサラダになりました。 ![]() ![]() リボリータ(カーボロネロとサルシッチャ、豆のトスカーナスープ)[イタリア] 【材料】 白いんげん豆(水煮/半量:ミキサーにかける) 200g/じゃがいも(皮を剥く/一口大) 100g/サルシッチャ(1cm幅) 2本/玉ねぎ(みじん切り) 1個/にんにく 1片/カーボロネロ(一口大) 5枚/セロリ(一口大) 2本/ニンジン(一口大) 1本/ローズマリー・ドライタイム・赤唐辛子・トマトペースト・オリーブ油・塩 適宜 【作り方】 1. 鍋にオリーブ油を熱して玉ねぎ、にんにく、ローズマリー、赤唐辛子を炒める。サルシッチャをj加える。じゃがいも、ニンジン、セロリを加える。カーボロネロを加える。白いんげん豆、水を加える。トマトペースト、塩で味を加えて1時間煮る。 【備考】 【参考】Salute a Tavola 「カーボロネロとサルシッチャ、豆のトスカーナスープ」 https://saluteatavola.net/recipe-soup-cavolonero-salsiccia-beans/ ケールのお仲間のカーボロネロです。イタリアのトスカーナ地方の名物料理にこれを使うってことなので以前から試したいと思っていたのですが、どうも余り旨そうに思えなかったのです。ところがこれが実食すると驚きの美味しさでした。【備考】のサイトのレシピをはじめ、いくつかのサイトのレシピを組み合わせて作ったのですが、白いんげん豆を半量はミキサーにかけておくのが実に効果的な調理手順となっているように思いました。カーボロネロ以外の葉物野菜でも作れそうなので、レパートリーに加えたいと思います。 ![]() もう随分前に各地のアンテナショップや道の駅なんかで野菜を買うのを楽しみにしていた頃にたびたび買い求めたバターナッツです。表面は硬いから剥いておくのが良いのですが、中は綺麗なオレンジ色で食欲がそそられます。ところが、これまで食べた限り、バターナッツを紹介する文章などに書かれるようには美味しいと思えなかったのです。なので今回は久々の購入です。 ![]() バターナッツのメープルグリル 【材料】 バターナッツ(皮を剥く/1cm厚)・オリーブ油・塩・胡椒・メープルシロップ 適宜 【作り方】 1. 耐熱皿にオリーブ油を敷いてバターナッツを並べ、塩、胡椒、メープルシロップを散らす。オーブンで180℃15分焼く。 久し振りなのでオーソドックスにグリルしてみました。う~ん、見た目には濃厚そうですが、甘味も稀薄で味もさほど際立つところはないのです。舌触りのねっとりした感じがバターに例えられるんでしょうか。 ![]() バターナッツのポタージュ 【材料】 バターナッツ(皮を剥く/一口大)・玉ねぎ・オリーブ油・豆乳・生クリーム・水・塩・白胡椒 適宜 【作り方】 1. 鍋にオリーブ油を熱して玉ねぎを炒める。バターナッツを加える。水を加えて煮る。豆乳を加える。生クリーム、塩、白胡椒を加える。 これは美味しいですね。バターナッツはこうしたピュレ状に加工して食べると一層にめっとりした食感が楽しめます。こうすると味も濃厚になった気がしてコンソメなど余計な旨味がなくても十分美味しいのです。 ![]() バターナッツペーストのペンネ 【材料】 ペンネ(茹でる)・バターナッツのポタージュ・バターナッツのメープルグリル(1cm角)・溶けるチーズ 適宜 【作り方】 1. 耐熱皿にペンネを盛ってバターナッツのポタージュを注ぎ、バターナッツのメープルグリル、溶けるチーズを散らして電子レンジで600W1分加熱する。 グリルの残りをさいの目切りにしてポタージュをちょっと煮詰めたものとペンネを合わせました。ソースとしてはちょっと淡泊で単調なので、カリカリに焼いたベーコンなどを散らすといいかも。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2023/11/25 08:30:11 AM
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