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カテゴリ:本 雑誌 新聞
週刊「少女フレンド」1963年(昭和38年)9月・1月号
右の雑誌は昭和38年9月15日発売の「少女フレンド」表紙モデルは高見エミリーちゃん。 講談社がそれまで発行していた「少女クラブ」という月刊誌の継続誌として週刊で創刊したもの。 この頃、1963年ぐらいから高度経済成長が始まり、世の中のサイクルが速くなり始めた事を象徴するマンガ雑誌界の始まり・・・
同じ年にライバル誌「週刊マーガレット」も創刊され、「少女」という光文社の月刊誌も休刊となっています。 創刊は「少女フレンド」「マーガレット」共に1963年1月、創刊当時の内容は、マンガ雑誌にもかかわらず掲載されているマンガの数は数本しかありません。 これは少年マンガに較べて、まだ少女マンガ家の数が極端に少なく、少女マンガというスタイルが確立されていなかった為と思われます。
連載されているマンガを今読んでみると、内容が幼稚で絵も下手・・・現代のマンガとは比べ物になりません。 そんな中で、この人だけは時代を越えて他の追随を許さない作品を発表しています。 ちばてつやさんです。「ユキの太陽」は今でも充分、観賞に耐えられるものです。 上の写真は裏表紙。至る所に子供の時に慣れ親しんだ、懐かしいお菓子などの広告が載っています。 最後の「週刊少女フレンド」は1963年(昭和38年)1月27日発売されたもので、創刊から4冊目という珍しいものです。 創刊から1年ぐらいまでの表紙は独特で、凄いインパクトがあります
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