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カテゴリ:宝塚歌劇
1985年3月28日〜5月7日宝塚大劇場 7月4日〜30日東京宝塚劇場
若葉ひろみさんのサヨナラ公演でした。 何回観たのか忘れたけど、結構回数を観た公演です。 前にも書いた事があるけど、残ってる映像はかなりカットされた短縮版しかありません。 LPならほぼノーカットで音声だけ聴けます。 スカイステージで何度も放映されてうれしいのですが、かなり観ていてストレスになるカット具合。 オープニングの真矢みきさんが小公子で登場するプロローグAからプロローグBの途中までカット。 ベルばらに負けないほど派手だったプロローグは少しだけの収録です。 関西テレビにノーカットで収録したテープが残ってるのならノーカット版で再編集してほしい。 1985年頃のテレビ局は3/4インチのビデオカセットテープ(シブサン)を使ってたと思う。 価格も高くほとんど残さずに上から全て上書きして使用していたので残ってる可能性は低いと 思うけど…ひょっとしたら奇跡的に残してる可能性もある。 プロローグBでは高汐巴さん演じるナポレオン、若葉ひろみさん演じるジョセフィーヌ、 大浦みずきさん演じるシャルルの3人があの名曲の主題歌を歌っていました。 舞台枠が上がり王宮のセットになってから再び主題歌を高汐さんが歌う。 ![]() ![]() オペラ座のロビーからストーリーは始まります。 榛名由梨さん演じるバラス将軍が優雅に着飾った夫人を引き連れオペラの話で盛り上がる。 フランス革命前とは何も変わらない貴族たちを描いている。 ![]() ここはフランス革命の説明のセリフばかりなのですが、観てる側に興味を惹かせるように 上手く歴史を追って説明しています。 この辺りのセリフの組み込みはさすがだと思う。 しかし、ここのセリフも貴条ともかえん演じるルノダン夫人が 「人の弱みに付け込むなんて油断も隙もございませんのね」のセリフの最後の「のね」が切れて いきなりバラス将軍の「あー来た来た!ウージェーヌにオルタンスだ。 ジョセフィーヌと前の主人の間に出来た二人の子供だ。 ウージェーヌ!ここだよ。お母様は一緒なのかい?」 このセリフにいくまでがおもしろいのに。 但馬久美さん演じるボアネル夫人や宝純子さん演じるタリアン夫人とバラス将軍へ チクチクと嫌みを言ったり、必死に誤魔化すバラス将軍の芝居がおもしろかった。 そして若葉ひろみさん演じるジョセフィーヌと大浦みずきさん演じるシャルルが登場! ジョセフィーヌの豪快な演技が最高です。 そこにナポレオンが登場。 バラス将軍がナポレオンにジョセフィーヌを紹介すると 衝撃を受けた表情のナポレオンがスポットライトに浮かび上がる^^; こんな演出もクサくて良いと思う。 ジョセフィーヌが6歳年下のナポレオンをおもしろがってからかうようなセリフで責めて行く。 「私は蝶々が大好きよ。かわいい蝶々が…ふふふふふ…ふはははっっ…ひゃっひゃっひゃっ!」 顔を近づけ手のひらで顔をなでる。これは普通怒っていいレベルなのに。 バックが暗転してナポレオンだけが浮かび上がると… 「何て素晴らしい人だ!あの瞳、あの唇、あの声、不思議なほどに僕の胸は高鳴り 体中に電流が走った。ああこれが運命の出逢いなのだ!」 と、夢うつつのまま銀橋に出て主題歌を歌う。 この場面は何回観ても笑ってしまう。おもしろい!宝塚ならでは! 電流ってのも何かおもしろい。雷の事を言ってるのか・・ このあと、朝香じゅんさん演じるデスマズにジョセフィーヌとの出会いを意気揚々と説明する。 そして「僕は誰になんと言われようとあの人と結婚する!ジョセフィーヌは僕の妻だ!!」 目が点になる朝香じゅんさん^^; ![]() ナポレオンの生家の場面では翼悠貴さんの歌もカットされてる。 しかしレコードでは6場の前半のセリフがカットされてる。 第7場のジョセフィーヌ、ボアネル夫人、タリアン夫人、ルノダン夫人、ボンビニアン夫人たちの セリフを大幅にカット。 エジプトの場面では大浦さんと若葉さんのダンスがあるのでエジプトの歌手役の翼悠貴さんの 歌がカットされなくて良かった。 ![]() ![]() ![]() このエジプトの宮殿の場面は大好きな場面。 高汐さんのナポレオン、本当に良い!セリフの声も歌声も甘くて魅力的です。 少しハスキーになった若葉ひろみさんの声質と気持ち良く合う。 ここの二人だけの長い場面は最高です! このあと、銀橋で失意の大浦さん演じるシャルルが主題歌を歌う所がカットされてるのが惜しい。 この後映像ではかなりカットが続きます。 一番、最悪なのはジョセフィーヌが一人歌うナンバーがカットされてる事。 ジョセフィーヌとシャルルの別れの場面を全面カット。 ジョセフィーヌがソロを歌った後にナポレオンが登場して優しい言葉を掛ける所も感動的なのに。 瀬川佳英さん演じるベートーベンも良い!この場面では朝香じゅんさんも素晴らしい芝居を 見せてくれています。 ![]() デスマズとベートーベンが去った後の悲しみの中のナポレオンの所へナポレオンの家族が やってくる。 ナポレオンの母親や兄弟はジョセフィーヌとの結婚は認めないと責める。 この場面はほとんどメロドラマのようなんだけど、これがまた良い! 観る者を芝居にグイグイ惹き付ける演出が素晴らしい。 ナポレオンの母親役の恵さかえさんの冷酷な芝居も良い! ![]() ![]() ![]() ![]() マリーアントワネットの極めセリフに負けないほどの極めセリフ! 「愛と憎しみの王冠を戴いて偽りの大芝居を見事に演じてご覧にいれましょう! このジョセフィーヌ!一世一代の大芝居を!!!」 そして戴冠式で1幕は終わり。ハレルヤを歌ってるのはこの公演で初舞台生の香坂千晶さん、 轟悠さん、真琴つばささん、愛華みれさんら71期生も。 ![]() 2幕はまたまた1場、2番をカット。 2幕冒頭では小公子役の真矢みきさんの長セリフもあったのに。 真矢みきさんのセリフを全てすっ飛ばして3場のファンテンブローの場面。 ジョセフィーヌの前の夫の息子ウージェーヌがやって来て、ナポレオンを励ます感動的な 場面です。ウージェーヌ役の幸和希さんの芝居がこれまた良い。 その後、バラス将軍がやってきて二人での場面もよく出来てる。 バラス将軍だけ残ってナポレオンを励ますような歌を歌いながら銀橋に出て来る場面が カットされてるのが惜しすぎる。 マルメゾン離宮の場面。 シャルルがジョセフィーヌを訪ねてやってくる。 シャルルとジョセフィーヌのこの場面も良い場面です。 これぞ宝塚!!って場面だと思う。 ![]() ![]() ジョセフィーヌから「今日限りに本当にお別れしましょう」と言われ、一人歌うシャルル。 この曲もなかなか良い曲です。 ![]() そしてファンテンブローに連合軍の代表がやってくる。 白い軍服の高汐さんもかっこいい。 やってきたのは朝香じゅんさん演じるデスマズ。 ドラマチックに盛り上がる場面。 ![]() ここまでで画像アップデートいっぱいになってしまった^^; 続きはまた^^;ここからが良いんだけど^^ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2019年06月17日 01時02分13秒
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