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テーマ:今日聴いた音楽(73704)
カテゴリ:演劇・ミュージカル
アルジェントがマクベスの演出をするって最初に知った時は、演劇の「マクベス」だと思ってた。
まさかのオペラ! 2013年10月イタリアのカルロ・コッチャ劇場で上演されたライブ収録版です。 DVDは直輸入盤に日本語帯を付けて日本でも発売されています。 もちろん日本語字幕付きです!DVDは2015年に発売されました。 今でもまだ買えると思いますが・・・どうなんだろ。 「マクベス」はシェイクスピアによって書かれた戯曲です。 有名な話なので知ってる人は多いと思う。 その戯曲をジュゼッペ・ヴェルディの作曲によって4幕のオペラが作られました。 ダリオ・アルジェントが演出してるだけあって、DVDの帯にも書かれてますが、 公演ポスターなどにも注意書きがあったようです^^; 『演出上、非常に残酷な場面があります』 そりゃ、アルジェント演出で残酷じゃないわけがない。 ま、でも、映画ほどの残忍で残酷な場面を期待すると肩透かしかも。 オペラ歌手のキャストも、いつもとはかなり違う演技も要求されてたようです。 さすが、普段から感情移入して歌い上げてるだけあって、芝居は素晴らしい。 特にマクベス夫人のディミトラ・テオドッシュウさんの演技と歌には惹かれまくりで最高です。 マクベス ジュゼッペ・アルトマーレ(GIUSEPPE ALTOMARE) マクベス夫人 ディミトラ・テオドッシュウ(DIMITRA THEODOSSIOU) バンクォー ジョルジョ・ジュセッピーニ マクダフ ダリオ・デイ・ヴィエトリ マルコム エルネスト・ペッティ 他 ピエモンテ・フィルハーモニー管弦楽団 指揮 ジュセッペ・サッパティーニ 舞台上はオペラ歌手の他にもダンサーと役者も出ています。 この公演の初演は2013年10月ですが、2014年にも再演が続いたようです。 1幕から舞台はアルジェントの世界が広がります。 馬の死骸と数人の人の死骸、そして3人の魔女。魔女は全裸ですが、特殊な衣装で全裸に見えてるようです。基本のマクベスの流れはほとんど崩すことなく進行します。 ただ、時代背景は第一次世界大戦の最中の設定。この設定が良い感じに作用してます。 魔女3人はダンサーで役者 有名なセリフもそのまま これはマクベスがダンカン王を刺し殺す場面。オペラではこの場面は歌だけで進行しますが、 上手の上部に2階舞台があり、ガラス張り向こうで短剣で刺し殺されます。 この場面はアルジェントのファンなら何の映画の引用か言わなくてもわかる^^; ダンカンの血で手を真っ赤に染めたマクベス。そしてダンカン殺害に導いたマクベス夫人。 2幕 魔女たちの予言を信じ、今度はバンクォーとその息子を殺害する計画を立てる 息子を逃す事ができたが、バンクォーは兵士に突き殺される ピューって血が噴き出しています^^; 服の中に血が噴き出す装置を装着してる。 血まみれのバンクォーの亡霊がマクベスの前に現れ、取り乱してしまう場面。 マクベス夫人役のディミトラ・テオドッシュウの演技が素晴らしすごる。 「Profondo rosso - DEEP RED -」のクララ・カラマイか「サスペリア」でのジョーン・ベネットばりの 凄い演技。演技しながらも、最高の歌声を聴かせてくれます。 3幕 マクベスが魔女たちにさらなる予言を聞きにやってくる場面 話はかなり飛ぶけど、マルコムやマクダフ率いる軍にメッタ刺しで殺されたマクベス。 その前にマクベス夫人が血の匂いが消えない事におかしくなって狂って死んでしまう。 その場面は紗幕の後ろで美しい場面として展開されます。 このマクベスの死体は作り物です。首を剣で跳ねるとゴロゴロと転がります。 これは、「トラウマ」を思い出すような^^; 首を跳ねると、噴水のように血が噴き出します^^; この死体の足の角度とか、アルジェントだからこそって感じで最高です。 これも凄くよく出来てる。ジュゼッペ・アルトマーレさんのデスマスクを取って制作したのだろうか。 ラストシーン カーテンコールにはアルジェントも登場! 特典映像はアルジェントのインタビュー! アルジェント作品では「オペラ座 血の喝采」の中でも「マクベス」の場面が出てくる。 あと、アルジェント版「オペラ座の怪人」もあります。 オペラがきっと好きなんだろうな。 メニュー画面 ダンカンが刺殺される所 マクベス夫婦は熱烈に愛し合っている設定です。 ブルーレイも発売されてた事を最近知ってショック^^; 限定販売だったらしく、ブルーレイは手に入らない・・・ 昨年、映画化されたのもおもしろかったけど、DVDではアルジェント版のオペラばかり観てしまう^^; ブックレットには日本語はありません。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2019年06月15日 07時01分11秒
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