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おじなみの日記

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2024年03月21日
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1965年に発売された4曲入りコンパクト盤。
1950年代に発売されたモノラル録音の4曲ですが、1962年にセルフカバーでアレンジ変えて
ステレオ録音されたバージョンでの4曲です。





A面
1曲目「有楽町で逢いましょう」1962年バージョン
作詞 佐伯孝夫さん  作曲 吉田正さん  編曲 佐野雅美さん

オリジナルは1957年7月に発売され大ヒットを記録。
11月にはこのタイトルで小説の連載が開始され、翌年1958年1月封切りで映画も製作された。
この映画は京マチ子さん主演で浪花千栄子さん、北林谷栄さんも出演してる作品です!
5年前に初DVD化されたのでもちろん購入した。
この映画はフランク永井さんがこの歌を歌う場面から始まる。
タイトルも何も出る前にいきなり歌から始まります。
フルコーラス流れますが、フランク永井さんが画面に出ているのは1コーラス目のみ。
この事を後にフランク永井さんは面白おかしく話しています。
帽子を目深にかぶりサングラス、マスクをしてコートの襟を立てて
こっそりと映画館に観に行ったそうです。
その頃、テレビはビデオテープがなく生放送のみだったために自分が動いて歌ってる姿を
この映画で初めて観たそうです。

(映画「有楽町で逢いましょう」の冒頭で主題歌を歌っている場面)



そのMCの後で「有楽町で逢いましょう」を歌います。
アレンジはオリジナルアレンジでイントロはギターです。
ライブバージョンで特に気に入ってるのは1963年11月3日新宿厚生年金会館のライブ盤。
この時はライブの1曲目が「有楽町で逢いましょう」でした。
この曲や他のヒット曲をいろんな形でアレンジされたオーバーチュアがあり、一旦ブレイクすると
オリジナルのアレンジそのまま忠実なイントロの演奏が始まると鳥肌です。
何種類かこの曲のライブバージョンを持っていますが、この1963年11月ライブバージョンが
自分は最高だと思う。

このコンパクト盤に収録されてるのは1962年セルフカバーステレオバージョンです。
オリジナルはギターのソロフレーズから始まります。
ステレオバージョンはトランペットとアルトサックスのイントロなのですぐに聞き分けがつく。
何よりこの時のフランク永井さんの歌い回しが新しく歌を取るので意識しすぎたのか、
「♪ゆうらくちょうで あいましょう〜〜」の部分が気になる。
「♪ちょうで」の部分が鼻に抜かせ過ぎなのと「♪あいましょう」が食い気味すぎるのが・・・。
ライブではどのライブでもオリジナルの歌い方をしてるって事は、この歌い方は本人も
後に好きじゃなくなったのだと思う。

2曲目「夜霧の第二国道」
作詞 宮川哲夫さん  作曲 吉田正さん  編曲 寺岡真三さん

この曲も1962年ステレオバージョンで収録。オリジナルは1957年10月発売。
豪華なストリングを大胆に使ったアレンジにしているのですが、
これもオリジナルで感じられた風情がほとんど消えてしまってる。
ベスト盤なのでもオリジナルで収録されてるものも多い。
どちらが当たるかは買って聞かないとわからない・・・。
「フランク永井 〈TWIN BEST〉」は、ほとんどオリジナル音源で聴けます。
5枚組BOXは1962年再録音バージョンです。


B面
1曲目「俺は淋しいんだ」  オリジナルは1968年10月発売
作詞 佐伯孝夫さん  作曲・編曲 渡久地政信さん

ステレオバージョンの編曲もオリジナルと同じ渡久地政信さんですが、
この曲が特に大胆に編曲を変えています。オリジナルも編曲した本人なので出来た事か。
後のライブでもオリジナルに近いアレンジで演奏されてるものがほとんどです。
この曲はシングルのB面「ふるさとの風」も人気曲で、ライブでもセットリストに入ったりします。

2曲目「夜霧に消えたチャコ」  オリジナルは1959年4月発売
作詞 宮川哲夫さん  作曲・編曲 渡久地政信さん

この曲に関してはオリジナルの編曲は個性的すぎるので、1962年ステレオバージョンの方が
いいかも知れない。
ライブでもステレオレコーディングバージョンのアレンジで演奏されてる。
オリジナルはガメラの映画で流れてきそうな音。これはこれで個性が凄いのですが、
イントロはバイラス星人の宇宙船の中で流れてる音そのものです。



(この映画は1958年の有楽町駅界隈と大阪の下町の風景が堪能できます。
 東京と大阪で展開していく物語です。
 昔から日本の女優では京マチ子さんが飛び抜けて一番好きです。
 京マチ子さん以上に好きな女優さんが出てくる事はない。海外ではダントツにカトリーヌ・ドヌーヴ)




(よみうりホールの建物。この頃はそごう。今はビックカメラ)


(もう1曲の挿入歌「夢見る乙女」は道頓堀のクラブでの藤本二三代さんの歌唱場面あり)







この時も北林谷栄さんの芝居に引き込まれる。浪花千栄子さんは大阪での場面を担当。
京マチ子さんは映画デビューして約15年の頃。
日本の女優さんでダントツに一番好きです。京マチ子さん出演映画のDVDがどんどん発売されるので
嬉しい限りです。全て買ってます。映画の内容は当たり外れありますが、京マチ子さんの芝居は
どの作品でも最高レベルの芝居を見せてくれます。
この場面、買ってる猫が北林谷栄さんの手にじゃれて噛み付いたりしてるのに
まったく動じる事なく芝居を続けているのは凄い。





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最終更新日  2024年03月21日 03時47分24秒
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