おじなみの日記

2013年3月6日発売のUNICORNのトリビュート・アルバム。

2007年に2枚組「ユニコーン・トリビュート」が発売されて、それもよく聴いてましたが、
この「UNICORN COVERS」の方が自分は好きで今ではこっちを聴く事の方が多い。

いろんなバンドがいろんなアプローチで作り上げた音を聴いてると、
ユニコーンってバンドの凄さがさらによくわかる。

2ndアルバム「PANIC ATTACK」が発売される時にラジオで聴いた「I'M A LOSER」を聴いて、
即！CDを買うのを決めたのを思い出す。
アルバム買ってきて全曲聴いてさらにこのバンドに興味が湧いた。
かなりの回数を何度も聴いてどの曲も覚えてしまうほどだった。
そして1stアルバム「BOOM」も買った。この1stがまた最高で実は2ndよりも当時は1stの方が
さらに好きなアルバムになった。
「Limbo」「Sadness」「Game」「Maybe Blue」「Sweet Surrender」「Pink Prisoner」が
特に好きで（ほとんどの曲なんだけど）、毎朝、ずっとウォークマンに入れて聴きながら
地下鉄に乗ってたのを思い出す。玉出から森ノ宮・・・懐かしい。
その後、「PANIC ATTACK TOUR」で初めて大阪厚年でライブ観て、何度かライブにも行った。
そんなに活動をずっと追いかけて観てきたわけではないけど、その時々でアルバム買って聴いて、しばらく聴いてなかったら、その間に出たアルバムをまた2枚とか買ったりして
結局、聴き続けてる。





1曲目「スターな男 / フラワーカンパニーズ」
2曲目「デーゲーム / くるり」
3曲目「ヒゲとボイン / POLYSICS」
4曲目「雪が降る町 / Scott & Rivers」
5曲目「デジタルスープ / UNISON SQUARE GARDEN」
6曲目「Pink Prisoner（カバーアルバム「ALL COVERS BEST」より） / コブクロ」
7曲目「大迷惑 / JUN SKY WALKER(S)」
8曲目「人生は上々だ / 氣志團」
9曲目「服部 / グループ魂」
10曲目「Maybe Blue / DOES」
11曲目「I'm a Loser / THE STARBEMS」
12曲目「HELLO / ザ・ビートモーターズ」
13曲目「自転車泥棒 / YUKI」
14曲目「ひまわり / Andy Sturmer」

このラインナップを初めて見た時に一番に興味を持ったのは
7曲目「大迷惑 / JUN SKY WALKER(S)」です。
90年代に音楽雑誌「PATi・PATi」や「WHAT's IN?」「THE BEST HIT」なんかに
ユニコーン、JUN SKY WALKER(S)は表紙や巻頭特集などによくなってて、
ライバル的なイメージもあったので、どんな風にカバーするのか聴くのが楽しみでした。
J(S)Wも何枚かCDは買ってよく聴いてた時期もあった。
J(S)Wの「大迷惑」最高です！
予想以上に宮田和弥さんが歌うこの曲はカッコ良くハマってるし、バンド演奏も凄くイイ！

次に興味持ったのは2曲目「デーゲーム / くるり」です。
「デーゲーム」って曲がもの凄く好きなので「くるり」がどんな風に作るのか興味津々でした。
最初の歌い出し「♪白いボール〜」・・・奥田民生さんが歌ってるのかと思うほど何か似てる。
歌もアレンジも演奏も素晴らしい。

14曲目「ひまわり」は奥田民生さんと友人関係のアメリカのミュージシャン「Andy Sturmer」が
カバーするというのも興味津々でした。
「シャンブル」の1曲目のこの曲。凄く好きな曲。
ピアノ1本での演奏でカバーしててびっくりだった。
日本語の発音も素晴らしくて、これは何度もリピートして聴いた。

1stアルバムからのカバー6曲目「Pink Prisoner」をコブクロがカバー。
あまり1st「BOOM」からカバーされる事がないのでこれも楽しみだった。
「Maybe Blue」ならカバーされる事もあるのですが、それ以外の「BOOM」からの曲は珍しい。
オリジナルに近いアレンジでカバーされています。オリジナルはボーカルにかなり深くリバーブが
掛かってて奥の方で歌ってるみたいなのが自然に頭の中に残ってたので、
「♪ぼろぼろに疲れた」ってクリアでかなり前で聞こえてちょっと驚いた。
オリジナルをどれほど回数聴いてたか…。
それにしてもこの曲やっぱりめちゃくちゃカッコいい！

次は1stつながりで10曲目「Maybe Blue」・・・それまで「DOES」は知らなかったのですが、
このカバーを聴いて好きな音だったのでアルバムを買った。
かなりROCK色を前に出したカバーでギターアレンジも凄くカッコよくて引き込まれた。
70年代ROCKな音で間奏のギターの掛け合い部分は何となくサバスっぽくもあって鳥肌でした。
オリジナルはかなりKeyを前に出してギターを奥にしてポップ感を強調してますが、
このカバーはギターを前面に出したアレンジです。

9曲目「服部」は劇団大人計画のバンド「グループ魂」がカバー。
大人計画の芝居は何度も観に行ってて好きなので、このバンドも聴いてた。
前半はいつもの意味不明な寸劇・・。
まあ、このノリは「UNICORN」には何の違和感もないので…。

4曲目「雪が降る町」をScott & Riversがカバー。
このScott & Riversというユニットもこのカバーを聴くまでは知らなかった。
外国人の二人のユニット。何人かは知らない。
このカバーも凄くイイ！この曲自体も凄く好きです。
「Andy Sturmer」でも思った事だけど、この二人も日本語の発音が完璧で驚く。
外国人が日本語で歌うと独特の発音でそれがデフォで、欧陽菲菲さん、アグネスチャンさん、
イーデス・ハンソンさん・・・そんなイメージがあまりにも強いので発音が完璧な外国人を見ると
驚いてしまう。

他にも「デジタルスープ」の 「 UNISON SQUARE GARDEN」の歌と演奏も凄く気に入ってる。
「デジタルスープ」って曲も凄く好きなのもありますが。