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カテゴリ:園芸植物
☆庭のスイセンは、毎年3月に満開になります。黄色い花びらと赤い副花冠が鮮やかなスイセンです。
☆スイセンの花は太陽の光を求めて全て南向きに咲いており、ベランダ側からは花の後ろしか見えません。 ☆太陽の光を求めて、スイセンの花は南へと花茎を伸ばしています。 ☆庭の柵の外で、南側から撮影してみました。柵の手前には、ムスカリの花が咲いています。30年前に転居してきた時、わずか3個の球根をホームセンターで買って植えたのですが、その後分球と植え替えで数を増やして広がり、毎年数百本の花を咲かせます。 ☆スイセンは、ヒガンバナ科スイセン属の多年草(球根植物)です。スイセンの花のつくりは、6枚に分かれた花びら(花被片)のうち外側の3枚は萼で、内側の3枚が本来の花弁です。雄蕊が6本、雌蕊は1本で花柱の先端が3つに分かれているそうです。中心にある筒状のものは副花冠です。副花冠について調べてみると、「副花冠は雄蕊の付属物」、「副花冠は花冠や雄蕊の一部が変形してできたらしい」という記事や、「副花冠は雄蕊の花糸が花弁化したうえで、その花弁どうしが合弁したものと考えられる」という記事がありました。 ☆スイセンは園芸品種が1万品種以上あるので、この副花冠の形や花の咲き方によって、スイセンの品種が便宜的に区分されているそうです。一茎一花で、副花冠が花被片の3分の1以上あり、花被片より短い品種は「大杯水仙(タイハイスイセン)」と呼ばれるそうです。 ☆ニホンズイセンなど一つの花茎に数個の花が房咲きに咲く品種は、「房咲き水仙」と呼ばれるそうです。(2014年1月5日撮影)。 ☆一茎一花で、副花冠が花被片と同じか、それより長い品種は「ラッパスイセン」というそうです。(2014年4月4日撮影)。 ☆「スイセン」という名は、中国名の「水仙」を音読みしたもので、水仙という名は、水辺で咲くスイセンの姿を仙人に例えたと言われています。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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三田のいのししです。お久しぶりです。
春が遅いこの三田市でも水仙が満開を迎えつつあるようです。 外出の際、水仙の花を横目で見て歩いているケ-スが多いので このペ-ジの情報は大変参考になりました。この情報に沿って 写真撮影できそうです。 (2016.03.25 06:37:11)
コメントありがとうございます。
しろうと自然科学者も、タイハイスイセンを知らず、全てラッパ水仙だと思い込んでいました。 (2016.03.25 07:08:36) |