テーマ:ことわざ(5)
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娘のミナは息子ちゅんを誰よりも、私の母に見せたいと言う。 そのことを、母の近くに住む私の妹に相談すると、 「私が、お母ちゃんを連れて、車でそっちに行くわ。」 話がとんとん拍子に決まって、10月のはじめの日曜日に、妹と母が来ることになった。 当日、、遅くまで寝ていた私は、ちゅんの泣き声で目がさめた。 長女、ミナとちゅん、まもなく、近くに住む次女のレイが来て、ちゅんをオモチャに遊ぶ。 ミナとレイはちゅんを連れて出ていた、11時頃、母と妹が来る。 母は、なんだか元気がない。 こちらまでの2時間の車がこたえたのか・・・。 まもなく、ちゅんたちが帰って来た。 ミナは、 「おばあちゃん、ちゅんクンやで。 おばあちゃんのひ孫やで。抱いてやって」と母にちゅんを抱かせる。 母は、視力の弱まった目で一生懸命見ようとする。 ミナに抱っこされてミルクを飲む、ちゅんの足を頬にあてる。 台所と居間を行ったり来たりしながら、私は母がだんだん元気な顔になるのを確認した。 芽吹いた小さな植物に感動するように、 母は小さな、ちゅんから元気をもらった。 ちゅんの眠ってる間に、昼食。 母はミナに子育ての諺を話して聞かせるくらい元気になった。 その母が、ちゅんを見ながら言った。 「私は、もう一回、このこに会えるやろか・・・。」 「会えるよ、また来て、毎月でも、来て。」私たちはそう言った。 *孫を飼うより犬を飼え*という諺がある。 犬なら番をしたり、猫でも、ネズミをとる。 孫はいくら可愛がっても世話しても役にたたぬ。 恩知らずだ、という意味だそうだ。 ちょうど一週間前の今日、母の孫のミナとレイは、お婆ちゃん孝行をした。 でも、一番の、功労者は、ちゅんであるが・・・。 **孫を飼うより犬を飼え** 「山村の四季」創文社 宇都宮貞子 長野・更埴の諺 ■□■テレビしびれて■□■ ★あした天気になあれ。 観月ありさのいつものボケキャラがかわいくて、つい見てしまう。 ◎日本ちょっと昔話◎ ◎自然と人間が仲良く暮らしていたころの話です。 ★10月11日「運動会デビュー:おもちゃとり 」UP お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
ちゅんくん
これからも何度も何度もおばあちゃんに元気をあげてね♪ 「孫を飼うより犬を飼え」という諺。 大きくなると離れていちゃうから期待してはダメという事かしら? なかなか会えなかったし期待させることはできなかったけど おばあちゃんスキでした。 私もスキって言われるそんなおばあちゃんになりたいです。 (2003.10.12 23:24:55)
4葉さん
>ちゅんくん これからも何度も何度もおばあちゃんに元気をあげてね♪ 「孫を飼うより犬を飼え」という諺。 大きくなると離れていちゃうから期待してはダメという事かしら? なかなか会えなかったし期待させることはできなかったけど おばあちゃんスキでした。 私もスキって言われるそんなおばあちゃんになりたいです。 ----- 4葉さんもおばあちゃんこ? 母は、体が弱かった私に代わって、子どもの面倒をよくみてくれました。 阪神大震災のとき、電車が通らなかったときも、バスを乗り継いで、見に行ってくれたり・・・。 母もありがたいし、娘たちもありがたいと思ってます。 (2003.10.13 02:25:48) |
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